嵐山

嵐山渓谷

今日は、昼過ぎから嵐山までサイクリングに行った。

距離的には結構あるが、川沿いにサイクリングロードがあるから、

大丈夫だろうと判断。

とても暑い日で、熱中症になるといけないので、途中のドラッグストアでポカリを2本と、

何かハラの足しになるものとして、ミニクリームパン5個入りを購入。

埼大そばまでは一般道を行き、そこから荒川沿いのサイクリングロードに入る。

夏だけに南風が強く、面白いぐらいに楽に走れる。

帰りが向かい風になるだろうと思うが、夕方以降は風が収まってくるだろうと予想。

どんどん川沿いを進んでいくうちに、いつしか向かい風に変わっていた。

おかしいなと思って、途中にあった案内板を見ると、いつの間に入間川サイクリングロードに

入っていた。

川越の町をぐるーっと回って、再び南下していたのだ。

上江橋を渡るときに、ルートを間違ったらしい。

サイクリングロードの分岐点には標識ぐらい出しておいて欲しい。まったくのお役所仕事だ。

来た道を戻ると大廻りになるので、川越市街を通り抜けてR254に出ようと思ったが、

方向感覚が狂ってしまったのか、川越市外とは反対側の飯能方面に進んでしまっていた。

的場という地名が見えて気付いたが、さらに目的地から遠くなってしまった。

普段クルマで移動しているときは、黙っていてもカーナビが地図表示してくれて、

道が合っているとか間違っているとか簡単に分かるが、カーナビにすっかり毒されてしまった

ようで、ナビ無しの移動がすっかり苦手になってしまった。

その後の道も間違ってばかりで、嵐山に着いたのは夕方5時を回ってしまった。

京都の嵐山と似ているという嵐山渓谷を見物したが、あまりの規模の小ささにがっかり。

気を取り直して、荒川サイクリングロードの終点である、森林公園に向かう。

ところが、森林公園は南口・中央口・北口・西口といろんな入口があって、どこがサイクリングロードの

終点か分からない。

南口にはそれらしい看板が無かったので、一番遠い北口に行ってみたが、ここも違った。

夜も7時になってしまったので、帰ることにする。

東松山までの国道を通る途中で、運良く荒川サイクリングロードとクロスしたが、

案内板によると、森林公園の中央口が終点だったようだ。

既に飲み物は底をついていたので、途中の自販機で買えばよかったのだが、

まあいいやと思っているうちに、ルートは荒川沿いになってしまい、本当に何にもなくなってしまった。

おまけに、夕方になれば収まると思っていた南風は止むことなく、向かい風となって襲い掛かってくる。

街灯も何も無い真っ暗な状態になってしまった。ヘッドライトだけの灯りでは心細い。

と、いきなり前方に障害物が出現。クルマがサイクリングロードに進入してこないようにするための

クルマ止めだ。

激突を回避したが、ぶつかっていたら自転車から放りだされて前方一回転だ。危ない危ない。

向かい風とクルマ止めさえなければ、日中の暑さも無く、虫の声を聞きながらのいい感じの

サイクリングなのだが…

向かい風で水分が欲しいが、自販も何も無い状態が続く。

やっとのことで水場が出てきたが、目の前は墓地。

水を飲んでいる間に、足元から手がぬーっと伸びてくるのではとビクビクしっ放し。

水分を摂ったら、今度は力が入らなくなってきた。そういえば、昼からミニクリームパン2つだけしか

食べてない。明らかにハンガーノックだ。

残りのパン3つを大事に食いつなぎ、ヨロヨロと帰宅。時刻は夜10時だった。走行距離140キロ。

道は間違えるし、水分やら食料も大して考えずに行ってしまい、

今回のサイクリングはマズかった。