インフルエンザチェック

朝起きると、体がふらふらして寒気がする。風邪だな。

安易に休むと、次の日に視線が冷たいから、とりあえず会社に行って、具合が悪けりゃ

帰ってくることにした。

しかし、一旦会社に行ってしまうと、具合が悪いから帰るなんてのは難しい。

それでも、風邪薬ぐらいはもらってこようと、出社ついでに三菱診療所に行くことにした。

診療所の待合所は、自分と同じような患者が何人か見える。

やっぱり、風邪流行っているんだなぁ。

呼ばれるまでの間、熱を測ると38度以上もあった。やっぱりふらふらするはずだ。

20分近く待ち、自分の番となった。

医者は一日何人もの風邪患者に会っていると思うのに、よくうつらないなぁと感心してしまう。

一通りの問診の後、医者は「インフルエンザチェック」しますか?と聞いてきた。

初めて聞く言葉だが、そのチェックを受けると、15分ほどでインフルエンザかどうかが

分かるそうだ。

インフルエンザと、タダの風邪じゃ大違いなので当然受けることにした。

喉の奥の粘膜を採取して、チェックに回された。

待っている間、もしインフルエンザだったら…、いや、「鳥」インフルエンザですなとか

言われたらどうしようとビクビクする。

結果、陰性…セーフだったわけだけども、具合が悪いことには変わりは無く、

早く何とかしてくれ〜という状態で、診療所を後にしたのでありました。