言い方の難しさ

当たり障りのない話から本題に持っていこうという場合は、

話しにくい内容であることが多い…と思う。リストラとか。


さらに、「まァ、なんとなく聞いてると思うが…」などと言ってる場合は、

話し手は「自分はワルモノになりたくない」という、

責任転嫁意識をかなり強く働かせているのではないかと思われる。


で、なんとなく気を遣って、「えぇ聞いてますけど…」と微妙な応答をすれば、

相手が話しやすくなるのではないかと思ってしまうわけだ。

しかし、裏目に出てしまった。

何の話かというと、昨日の日記で書いた異動のこと。


部長が、前置きの話をして、「で、聞いてるかもしれないがね…」などと続けたものだから、

何か言いにくいことかと思って、「まぁ、なんとなく聞いてますが…」と応じたの×だった。


後日総務部長から同じ異動の話をされたときに、

うちの部長との話に不整合があってはマズいと思って、

同じように、「まぁ、聞いてましたが…」と答えたら、

「誰から聞いたの?!」と突っ込んできた。

で、こっちも、誰とは言えないなどと言葉を濁してたら、

関係すると思われるヒトに尋ねまわるという、犯人探しを始めてしまった。

自分が変に気を回したせいで、他のヒトたちに迷惑をかけてしまったのだった。


よく考えたら人事の件だから、正式発令前の漏洩にはぴりぴりするわけだ。

余計な一言を言うのでは無かったなぁ。