麦とホップ

6月4日サッポロから新発売の、ビールもどき飲料「麦とホップ

田村正和が、ビール歴44年。不覚にも間違えました、なんてコピーで

宣伝しているやつだ。

1日前ではあったが、隣のスーパーに並んでいたので、買ってみた。

売価は350ミリリットルで120円だったから、第3のビールってやつだろう。

第3のビールには良い思いが無い。

前に大豆ペプチドが原材料の第3のビールを飲んだことがあるが、

悪酔いというか、気持ち悪くなってしまったのだ。

第2のビールである発泡酒なら、麦芽比率が低く「麦感」が薄くなるぐらいなので、

気持ち悪くならないのだが、とにかくそれ以来第3のビールはダメだ。

しかし、今回の「麦とホップ」はビールと間違ったとまで言っちゃってるのだ。

過去の嫌な思い出に囚われて、購入をためらっている場合じゃないのだ。


冷やして飲んでみた。

確かに、薄いながらも麦な感じがした。

が、続いて何か違う酒の顔が見えてきた。

缶を見ると、原材料に発泡酒とリキュールって書いてあった。

ひょっとして、発泡酒にリキュールを混ぜて作っているのだろうか。

とにかく、一体感が無いというか、混ぜモノ感がする。


結論から言うと、ビールと間違うなどというレベルではない。

鼻腔を抜ける麦の香り。これがホンモノのビールにはある。

自分は普段はモルツなどの麦100%しか買ってこないので、良く分かる。

ところが、「麦とホップ」はこれが弱いのだ。

加えて、さきほど言った混ぜモノ感。

コレを飲んで、本当にビールと間違ったなんていうのは、いくらなんでも

言いすぎだろう。

企業努力は分かるけど、次からはパスだ。