御茶ノ水から水道橋

新堀ギター

自転車通いは、自由気ままに寄り道できるのが、良いところ。

大体、「本郷通り」か「白山通り」のどちらかを通るが、

その2本の通りの間には、あまり足を踏み入れていない。

そんなワケで、今日は帰り道に本郷通り側の御茶ノ水駅から、

白山通り側の水道橋駅へ、中央線沿いに抜けてみることにした。

御茶ノ水は学生街だが、決して学生だけの街ということではなく、サラリーマンもいて…

まあいろんな種類の人が行き交っているというわけですね。

さすがに、中学生達が、缶ケリして遊んでいるのを見かけたときは、えっ?て感じだったけど、

街の敷居が高くないので、ワタシみたいな者でも気後れしなくて良い感じです。

これが渋谷・原宿あたりだと「トシヨリ来るなヨ」、六本木あたりだと「アキバ系お断り」

みたいなイジワルバリアを張っているわけです。

まあ、そういうのがあるからこそ、その街らしさが保たれるんだけど…

居酒屋、ファーストフード店などが並ぶ御茶ノ水駅近辺を通り過ぎ、三楽病院

辺りまで来ると、夜のせいもあるだろうけど、人通りはぱったり途絶えた。

病院の向かいに、「生体材料工学研究所」と書いてあるアヤしい建物を発見。

人造人間のパーツでも作ってそうだ。

看板を撮りたかったが、警備員に連れていかれて、生体材料のモトにされそうだからヤメた。

しばらく行くと、ガラスケースみたいな中に、雑誌がずらっと並んでいるのに出くわした。

主婦の友社…とある。こんなところにあったんだ。

雑誌「Ray」があって意外だったが、他のヤツはイマイチ垢抜けなくて、まさに「主婦の友」だ。

やがて、急な坂道を下りていくと、坂の途中に、「新堀ギター すぐそこ→」というデカイ看板を発見!

条件反射的に、急停車。

「新堀ギター」のホーロー看板は、結構あちこちで見かけたものの、今まで実体を見たことが無く

ナゾだったが、ついにアジトを発見したのだ!

それにしても、新堀ギターのフォントって、なんか過激派あたりの「○○絶対反対!」みたいな

のとそっくりで、アヤしさポイントかなり高いと思います。