ビンのフタ

憎いビン

昨日は遅く寝たワリに、今日はなんとか早起き出来た。

朝食は、とろけるチーズと、昨日のうちに輪切りにしといたピーマンで、

ピザパンを作ることにした。

ピザソースは、今年の春に妙高の関温泉に泊まりに行ったときに見つけた

地元製のやつだ。「叶屋」という店が作っている。HPはhttp://www4.ocn.ne.jp/~kanouya/

280グラムで650円もした高級(?)品だから、優雅な朝食は保証されたというワケだ。

パンに、チーズをパラパラやって、次にソースを塗ってと…

と思ったら、肝心のビンのふたが開かない。

起きたばかりだから、力が入らないのかな?

まあ、フタが滑るのがいけないんだから、滑り止めとして輪ゴムをフタの周りに巻いて

挑んでみるが、ビクともせず…

そうだ、こういう時こそネットで調べるのだ。

ラッキーなことに、伊藤家の食卓の裏ワザがヒットして、

「両手にゴム手袋をして開けると簡単に蓋を開けられます。

ゴム手袋は指先などに滑り止めのギザギザが付いてるのを使用して下さい。」

なんて出てる。

さっそくやってみたが結局開かない。ムムム、叶屋め!

テーブルの上の、チーズをバラしたパンと、輪切りのピーマンが、何ともマヌケだ。

ナントカしなければ…

ビンを暖めると開けやすくなるって、どっかで聞いたっけな…

急いで、ナベにお湯を張って、ビンを入れて、しばらく温めてみる。

しかし、相変わらずガンコなフタは、これっぽっちも回らない。

ビンのフタのヘリを、トンカチとかで叩くと良いというのも聞いたことあったっけ…

そこで、鉄のスプーンで、めちゃくちゃ叩いてみる。ガラスが割れないか心配…

さんざん叩いたあとに、再挑戦。やっと開いた!

が、既に早起きしてトクした時間は使い切ってしまい、

チコクだチコクだ!と騒いでいる、いつもと変わらないムナしい朝になってしまった。