伊豆2日目

太郎杉

楽しい時間はあっという間に終わり。

今日は雲見温泉から帰る日。帰りに、イカの一夜干しを土産に貰った。

ただ帰ってくるのもつまらないので、いろいろ寄り道。

まず、雲見温泉のある松崎町の中心部に行ってみた。

宿でもらった松崎町のガイドに載っていた散歩コースのうち、50分コースを選択。

松崎町は「なまこ壁」が目立つ、落ち着いた港町。

セカチューのロケ地でもあったので、去年はセカチューごっこしてるカップルが

点々と見られたけど、さすがに今年はそんなのは居なかった。

去年も行ったから今回はパスしたけど、「漆喰」のゲージュツ作品を鑑賞できる、

「伊豆の長八美術館」はオススメ。

漆喰って和室の壁に塗るヤツだけど、ここまで絵画・壁画が出来るのかと驚いた。

散歩コースの途中で、「伊豆まゆの資料館」に寄った。

トイレ借りようと思って立ち寄ったんだけど、どうせだから入ってみた。

自分達のほかに客は無く、館長らしいおじいさんが付きっ切りで説明してくれた。

丁度説明が終わった頃、観光バスの中年の団体が入ってきた。入れ違いでセーフだった。

資料館では松崎町が養蚕で栄えたこと、蚕も品種改良が進み以前は一つの繭から800メートルの糸が

取れたのが今では1,300メートルも取れるようになったこと、・・・等々分かった。

小さいけど、良い資料館だと思う。

松崎の後は、下田に向かった。水仙が自生する爪木崎に行ったが、まだ花の時期には早かった。

ここの駐車場のレストハウスで、昼食として「あしたばそば」を食べた。

野菜の「あしたば」が練りこまれたヤツらしいけど、日本そばのドンブリに入ってきて、

チャーシュー、なると、ねぎ、山菜が乗ってて、「ラーメン」だか「そば」だかイマイチ曖昧なポジション。

同じ下田の白浜に行ったら、「アロエ花祭り」をやってた。赤い花が咲き始めていた。

売店で、アロエベラの鉢を買った。枯らさないようにしよう。

しかし白浜はそこらじゅう雑草みたいにアロエが生えてるのに、約1000円とは高い!

河津から、海沿いルートを離れ、国道414号を天城の山中へ向かう。

途中、河津七滝(かわづななだる)の一つ、大滝を見た。俗な観光地という印象。

国道414号を離れ伊豆の踊り子で有名な、旧天城トンネル(正式には、天城山隧道)に寄った。

以前は砂利道だったのが、コンクリ舗装されてた。夜中に来たら絶対に怖い。

けど、昼間で紅葉シーズンだから結構人がいて、別に怖くない。

再び国道414号へ戻る。道の駅「天城越え」に向かう途中道路左側に、かなり広いジャリの広場が

あって、そこは、これまで伊豆で見てきた中でもかなり紅葉がキレイな場所だった。

ジャリの広場から、林道が左手に延びており、しばらく行くと、川端康成の碑、

もっと先に、伊豆山中で一番大きな杉「太郎杉」があった。樹齢450年だそうだ。馬鹿でかい!

太郎杉は山の斜面に立っており、手前の土がえぐられている感じで、いずれ倒壊しそうな予感。

道の駅「天城越え」でわさびの店があったので、わさび茶漬けとわさび漬けを買う。

ここで買った一番高いわさび漬け(カメヤ食品極上わさび漬)は、まろやかで美味しかった。

店のオヤジ曰く、ヘンに辛いのは薬品のせいだそうだ。ホントかな…

もうすっかり暗くなってきたので、これから先は寄り道無し。

しかし、平日の夕方だから帰宅の渋滞に巻き込まれてしまった。東名沼津から高速に乗る。

途中事故渋滞。ライトバンがひっくり返っていた。どうすればこうなってしまうのか

不思議だったが、それより乗ってた人は大丈夫だろうか…

鮎沢PAで夕食。ここのソバは旨い。駅ソバとは別物。とんかつもまあまあだった。穴場だ。

以上、行ったところを書き連ねただけだけど、なかなか内容の濃い一日だった。

ただし、食べすぎで、ハラがかなりヤバイ状態になってしまった…