腹話術

ビデオに出てた先生

前に図書館で借りてきた、「3日でできる!!簡単・腹話術」

のビデオ、返却期限が明日に迫っていた。

で、今日は、朝から腹話術の練習をすることにした。

ビデオの内容に沿って…

まず、基本発声法。

何をやるのかなぁと思ったら、腹式呼吸をマスターすることだった。

映像を見てマネて見ても、実際に自分が腹式呼吸をやっているのか、覚束ない。

よく言われるのが、横になって睡眠してるときは誰でも腹式呼吸をしているということだが…

次に、活舌訓練法。

あえお、あえお、あいうえお、あえいうえおあお、かけこ、かけこ、かきくけこ、かけきく…

と口を開けてはっきり発音する。

五十音やるのに、結構時間がかかった。

でも、口開けてやったって、腹話術にならないんじゃないか…

続いて、キャラクターボイスの出し方。

裏声みたいなファルセットボイス、鼻にかかったネーゼルボイスの出し方。

この練習で、やっと腹話術っぽい声になってきた。

次に、リップコントロール術。

アイスクリームのスプーンを横に口にくわえて、鏡を見ながら唇を動かさずに発音する練習。

やっと、腹話術っぽくなってきた。

で、ここにきて腹式呼吸・活舌の練習の意味が分かってきた。

腹式呼吸をしないと、腹話術が出来ないのだ。

ここは、何回も練習したが、隣りの住人から変に思われたに違いない。

続いて、シンクロナイズドスピーキング。

要は、人形の口パクと腹話術の発声とを合わせて、人形が喋っているように思わせる練習。

腹話術の人形なんてないので、適当にぬいぐるみでやった。

半日練習したら、腹話術っぽくなった。

まあ、腹話術を使う機会は無いだろうけども、なかなか面白かった。

あと、やってみて分かったのは「ま行」「ば行」「ぱ行」の音は、どうしても唇を

一旦閉じなくてはならない破裂音だ。

唇を動かしては腹話術にならないから、それらの音は他の音に言い換えたり、

人形で唇を隠したりしてうまく処理しているんだな。