上野から尾久まで

鶯谷の看板

イチョウ葉エキスのサプリの効き目はそこそこ有りそうな気がする。

プラセボ効果かもしれないけど、昨日よりは頭が冴えてる感じ。

しかし、サプリでも何ともならないモンダイに直面した。

部長から、おなか出てるぞ!と言われしまい、内臓脂肪に関するパンフレットまで

頂戴してしまった。

このままでは、メタボリックシンドローム…とりあえずウォーキングすることにした。

今回は、会社帰りに、上野から線路沿いに北上してみる。

上野駅の公園口を出て、自販でオロナミンCを買って飲んで出発。

高台の線路沿いの道からは、上野を発着する列車が良く見える。

国立科学博物館の脇を通る。道路左側にミサイルとその発射台みたいのが見える。

北朝鮮にも同じようなのが日本に向けてセットされているだろう。

帰ってから調べたら、ミサイルじゃなくてロケットの展示だった。当たり前。

寛永寺に差し掛かると、お経が聞こえてきた。道路を挟んで墓地が有り、説明書きが出てる。

殉死者の墓地とある。徳川ナントカ(忘れた)が死んだときに、家来が何人か追腹を切ったが

その墓だ。主人を追ってハラを切る…武士道ってキビシイ。

写真を撮ろうと思ったけど、古武士の霊など写ってたらヤバイからやめる。

先に進むと、「日本鳩レース協会」なるものを発見。いろんな協会があるんだな。

鶯谷へ向かう道へ歩みを進める。学校の脇を通ると梅の花が咲いていた。夜桜ならぬ夜梅。

道路は跨線橋で線路を越え、高台から低地へ移る。今度は、線路の右側を歩くことになる。

細い路地に入り、くねくね行くと公園が。クロネコが一匹いてパチリ。

公園から先にはいかがわしいホテルが林立。が、気にせずに通る。

あまりに見事な林立加減だから撮ろうかと思ったけど、タイミング悪くカップルなど出てきたら、

インネンつけられそうだからやめる。

ホテルの前で、女性が一人立っている。なんかアヤしい感じなので目を合わせず通る。

アヤしいと言っても、妖しいのではなく、怪しいほうです。念の為。

ホテル街を抜け再び線路沿いに。

看板が3枚並んでいるのが見えてきた。そのうち一枚は「悪質なポン引き・街娼が増えてます」

すると、さっきホテルの前に立ってたのは「街娼」か。

鶯谷駅の北口に出た。ホテル街を一人で歩いてきたから、変な目で見られてないか気になる。

さらに線路沿いを北上。またホテル出現。この街の人は余程ホテル好きなのだな。

住宅街の小路やら迷いつつも線路沿いに進むと、「羽二重団子」と書かれた団子屋が。

立派な感じだなぁと思ってたら、夏目漱石やら正岡子規やらの作品にも出てる由緒ある店と

いうことが、看板で分かった。高そうだけど、休日でも来て見よう。

団子屋の先に、韓国の食材専門店が出現。店の看板にハングルが混じっている。

店頭にバカデカ袋の「かっぱえびせん」を発見。480円。

カルビー製かと思ったら、袋の裏に「NONG SHIM CO., LTD.」とある。純粋に韓国製らしい。

しかしパッケージがカルビーとそっくりだ。

「おいしさ」よりも「胡散臭さ」が漂ってくるが購入。他に冷麺もカゴに入れる。

支払い時にアセッタのが、前に並んでいた客が全員レジでハングルで会話してたこと。

どうしようかと思ったけど、普通に日本語が通じた。拍子抜け。

店を出て、道端にフリーペーパーが置いてあるのを見つけたが、何とハングル。

全然読めそうもないけど、記念に1部持ち帰る。日暮里はコリアンタウンだったのか。

日暮里駅前では、モノレールだか新交通だかの大規模な工事をしていた。

日暮里駅前の街路図に西日暮里5分と出ていたので、近いと思って、更に歩く。

西日暮里まで行く途中に、今度は沖縄の食材の店が出現。店先にシーサーが鎮座。

賞味期限が近いから安くすると言われて、沖縄そばを買う。

常磐線の踏切を渡り、すぐに西日暮里に着いた。

ここでやめとけば良かった。

西日暮里から尾久までは、かなり距離がある上に、今までのようにいろんな店があるわけでも

なく、要は単調。いい加減うんざりする頃、尾久に着いた。