得?

牛肉どまんなか

赤羽駅の駐輪場に停めておいた自転車の料金を精算するために、

精算機に千円札1枚を投入したところ、800円の釣りが出てきた…

…はずだった。

残業で遅い時間だし、ハラも減ったしで、赤羽駅から自転車で数分のところにある、

ラーメン屋「龍龍」(ロンロンと読む)の誘惑に負け、立ち寄ってしまった。

会社でもおにぎりとカレーパンを買って食べたから、明らかに食べすぎではないかと思われたが、

とにかく、ハラが減ってしまったので仕方ない。

一番安い550円のラーメン「龍龍麺」を注文。

前払いなので、さっきの駐輪の釣りから550円を出そうとしたら、財布の中には100円玉が

3枚しか入ってない。

しばらく考えて、500円玉がつり銭受けに残っていることに気付いた。

この場合、一旦駐輪場まで戻ってから、改めて注文し直すべきか、

それともとりあえずラーメンを食べてから駐輪場に戻るべきか…

…仮に駐輪場に戻って500円玉が既に誰かに盗られていたとすれば、

再びラーメン屋に戻って食べるなんて、とてもじゃないがムナしくて出来ない。

そう考えて、最初にラーメンを食べ、後からつり銭を見に行くという方針が定まった。

ところで、この龍龍というラーメン屋。

たまーに食べたくなるけど、食べてみるとやっぱり何かがモノ足りないという

イマイチ系なのだ。

だったら、行かなきゃいいんだけども、不思議なことにまた行ってしまう。

だいたい、とんこつラーメンなのに紅ショウガを置いてないとは不届き千万!

豆板醤みたいな辛味噌なんか置くより、紅ショウガを置くべきだのだ。

辛味噌が置かれているラーメン屋は、小道具に頼っているという感じがプンプン漂ってきて、

ワタシ的にはどうにもイカンのだ。

紅ショウガも小道具だけど、それはこの際置いておく。

まあケチはつけたが、標準で着いてくる海苔は旨いと思う。

おっと、ラーメン批評になってしまった。本題からズレた。

ラーメンを食べ終わり駐輪場に戻ると、取り忘れた500円は無事発見し、ホッとした。

しかし、ラーメン屋に行かなければこのつり銭忘れには気付かなかったわけだし、

ラーメン屋に行ったから、つり銭忘れに気付いたものの、結局ラーメン代がかかったワケだし、

実際のところ得したのか、そうでないのか、良くわからないのでありました。