普通の鯖

松輪の鯖と、普通のシメサバとの味の違いを改めて確認したくなり、

スーパーで真空パックのシメサバを買ってきた。

まず、近くのario川口で岩手県久慈市漁業共同組合が出している「べっぴんしめさば」。国産のマサバ。

食べるとべっぴんになるのか、サバにもべっぴんとブーちゃんがいるのかどうか分からないけど、

そういうネーミング。

あ、パッケージの裏を見たら、久慈にはべっぴん村という地域があって、それが名の由来とあった。

値段は400円程度。松輪とか関などのブランドモノのサバとえらい違いだ。

が、しかし、これはシメサバにしてはそれほど酸っぱくない、甘味も感じた。甘酢?

身もやわらかく、意外に美味しい。

真空パックのシメサバなどいままで見向きもしなかったけども、これはイケル。

別の日、もっと旨いのがあるのではないかと思い、八戸のマルヨ水産の「大とろ〆さば」を購入。

こちらも国産のマサバだ。

最近スーパーのサバはノルウェー産などの輸入モノに押されているのに、頑張っているなぁ。

さて、「大とろ〆さばには」、

三陸八戸の海で獲れる秋鯖は脂がのりきっており、

本マグロのトロをしのぐ甘みと、とろけるような食感は広く皆様のご愛顧を頂き、

おかげさまで「第6回農林水産大臣賞」を受賞いたしました。」とある。

農林水産大臣賞」というフレーズに期待が膨らみ、さっそく一口。

ん…?

「べっぴん」より酸味があって、フツーのシメサバっぽい感じ。

本マグロの大トロをしのぐ甘味は感じられない…

大臣は実際には食べたことないんだろうな。