レシピ付き食材

最近、包装のビニールなどにレシピが記載されている食材をよく見かける。

特にキノコにはレシピ記載率が高いような気がする。

買おうかどうか迷うなぁというときに、レシピがくっ付いていると、「どれ買ってみっか」

というきっかけになることが多い。


今日は八百屋で、「にんにくの芽」を見かけたが、これにもレシピが書いてあったので、

買ってみた。

レシピには「鶏肉とにんにくの芽の炒めもの」が載っていた。

にんにくの芽のメニューとしてはまあ定番の部類だろう。

そのまま書いてあるとおりのメニューにするのはしゃくだけども、「鶏肉とにんにくの芽の炒めもの」

とズバリ書かれていると、とりあえずそれしか頭に浮かばない。

私の場合、ヒトの読書感想文を読んでしまうと、それと同じ感想しか頭に浮かばなくなってしまうけど、

同じことだ。

貧困な発想で困ったことだが、別に読書感想文と違って、料理の場合は同じになったって

誰にも文句言われないから、「鶏肉とにんにくの芽の炒めもの」に決定する。


それを作るには、にんにくの芽だけあってもしょうがないので、必要な食材を求める。

まず、鶏ムネ肉500グラム。鶏モモと違って激安だ。200円ぐらいで買えた。

オイスターソースを切らしているので、小さいビンを1つ。260円ぐらいだったか。


とりあえず、不足しているものはそれくらいだったけども、人によっては、片栗粉が無いとか日本酒が無いとか

他に不足するものもあるだろうし、そうなると、自炊とは言え予想外に出費がかさむことになる。


さて、台所に移ってさっそく料理。

①鶏ムネを削ぎ切りにして、ボールに移し、酒・醤油・片栗粉などを混ぜ合わせてしばらく置く…

 切れない包丁で、うまい具合に削ぎ切りにならない。最後の方は、かなり大きくなってしまった。

②フライパンに油をひき、にんにく・しょうがを入れて弱火にして、香りが立ってきたら、鶏ムネを入れる…
 
 冷蔵庫に粉末のにんにくを発見。入れてみたところ、香りが立つどころか、一瞬にして焦げにんにくに

 なってしまい、油を全部廃棄。やり直し。

③鶏ムネが白くなるぐらいに炒まったら、にんにくの芽、水少々を入れて、水気が飛ぶまで蒸し煮。

オイスターソース・塩コショウなどを加え煮からめる。

だいぶ日数が経ってしまったので、アヤしげなレシピだけども、ほぼこれで納得のいくモノが完成。

安い鶏ムネ肉だけども、あらかじめ片栗粉をまぶしておくことが、肉をバサつかせないミソでしょうな。