洗車
久々に洗車をした。
来週末に学生時代の部活のOB会が新潟で開催され、
仲間1人とともにワタシのクルマで行くことになったのだけども、
余りにもコキタナイクルマでは、格好が悪いのだ。
手洗い洗車はしていない。いや、買ったばかりのころはしていたか。
今は、いい加減キタナクなってきたら、ガソリンスタンドの洗車機だ。
メーカーは洗車機が原因でキズが付くことは無い、とJAFの雑誌だったかで言っていたけども、
現実にはキズが付く。
そうして、キズだらけのクルマに乗っていると、そのクルマへの愛着が薄らいでいくのが分かる。
今回はその機械洗車すらも数ヶ月していない状態。
これで機械にしたら、ボデーに付着した砂やらほこりで、紙やすりゴシゴシ状態になってしまい、
かなりヤバイ状態になるおそれがある。
一念発起して、手洗いにすることにした。
洗車グッズはベランダに放り出したまま。
恐る恐る見てみると、バケツの底には泥がこびりつき、スポンジは風化してボロボロ。新品を出さねば…
カーシャンプーと、拭き取り用の合成セーム革は無事だった。
ワックスとは物置部屋にあった。缶入りのトヨタ純正の最高級ワックスだ。多分今は売られてないだろう。
しかし、学生の時に買ったシロモノだから、ちゃんと使えるのか心配だ。
でも「最高級」だから使うのだ。
泥んこバケツに用具一式を放り込んで、コイン洗車場へ。
途中の道の駅で、ちょっとした買い物をして、1000円札を100円玉に崩しておく。
これから行くコイン洗車場には、両替機は無いし、札も使えない。
洗車場にある自販機でジュースを買って札を崩そうにも、同じことを考えている客ばかりで、
だいたいつり銭切れのことが多いのだ。
目的のコイン洗車場はガラガラだった。洗車マニアみたいのは居ない。
まずは、クルマよりも先に泥んこバケツを水道で洗って、カーシャンプーを薄める。ちゃんと泡立った。
コイン洗車に100円玉5枚入れて、5分間水洗い。
しかし、5分500円って、普通に水を使うこととして考えると高い!
2分30秒だけ水をかけて、一時停止ボタンを使ってその間にスポンジで洗車して、
残りの2分30秒ですすげばいいと思ったけども、
リミットの3分を過ぎると残り時間がどんどん減っていくから、
ランクルのような大型車の場合、時間切れになる恐れがある。
もっと長い時間のコースもあるけども、結局一時停止時間が3分間だけだから同じこと。
屋根からボンネットから水を吹き付けて、取り合えず泥・ホコリを落とす。
その後バケツに入った洗剤にスポンジをつけながら洗車。
しかし、他のオフロード4WDと同じで、車高が高いため屋根が洗いにくい。
リアタイヤを踏み台代わりにして、何とか洗えた。
全体を泡だらけにした時点で、再び500円投入し、すすぎ。
クルマを移動して、拭き上げ。
さぞかしピカピカ!と思いきや、そんなんでもない。期待ハズレ。
「最高級の」ワックスをかけても、なんかくすんでいる。
ナニゲに、ボンネットに触ったら、表面がざらざらしている。なんじゃこりゃ?
帰宅後調べたら、どうやら「鉄粉」というもので、塗装を荒れさせる悪いヤツらしい。
こうなると、鉄粉取りという作業も必要とのこと。
今までほったらかしにしたツケが回ってきたのだった。