FMVウェブマートスクエア

パソコンが壊れそう、というかハードディスクの寿命診断ソフトによれば、

すでに寿命が来ているということになっている。

寿命が来ているのに動いているということは、ハードディスク寿命診断ソフトの言ってることも

大したことないと思ってしまいたいのであるけども、寿命と宣告された日あたりから、

カチンとかカンカンとかいう、いかにも壊れる前兆のような異音が

時折ハードディスクから聞こえてくるから、まんざらアテにならないということでも無いようだ。

しかし、このソフトの出来に感心している場合ではない。

来る日に備えて、新しいPCの購入を考えねばならないのだ。

新規購入の際に気になるのは、やはり今使っている液晶ディスプレイが流用できないかどうかだ。

PC本体だけで、液晶ディスプレイを買わずに済むのなら、かなり安上がりになるはず。

しかし、我がPC、富士通のFMVにつながっている液晶ディスプレイは、富士通専用の特殊な接続ピン

になっていて、しかもデジタル接続で、どうも他メーカのPCには接続できないようだ。

したがって、今の液晶ディスプレイを生かすには、また富士通のFMVを買う必要があるようだ。

普通富士通のPCは本体とディスプレイのセット販売だけども、「富士通ウェブマート」という

メーカー直販のサイトからは、PC本体だけ購入できる。

念のため、電話で、FMVの最新機種と私が使っているFMVのディスプレイが接続できるか確認すると、

なんと、ダメとのこと。

理由を聞くと、液晶ディスプレイ無しモデルには、一般的なアナログ端子である、

D-SUB15ピン端子しか無いからという。

そんなことってあるのか!とあきらめきれずに、調べてみると、

12月20日までと期間限定ながら、新宿に「FMVウェブマートスクエア」というネット限定モデル

を展示するスペースを用意していることが分かった。

さっそく行って、お目当ての液晶ディスプレイ無しモデルのPCを見せてもらうと、

電話での説明と違い、背面に富士通デジタル液晶ディスプレイ用の専用端子が出ているではないか。

どういうことか?!と思い、改めてブースの係員に問い合わせると、どこかに電話して調べてもらった。

しかし、結果は×。

ピンは合うかも知れませんが、映らないでしょうとのこと。

すなわち、今の液晶ディスプレイは使えないということ。

なんてことだ。

買うときには全然気が付かなかったけども、汎用性の無いディスプレイが付いたPCを買うと、

こんなメに合うのだった。