年賀状

今頃になって年賀状が届いてきた。

既に定年退職した別の課のS課長からだった。

あれ…この方には出したっけなぁ?…

いや、出してない。昨年は喪中だったかで出してなくて、

今年になって、すっかり忘れてしまっていたに違いない。

参ったぞ。

年末年始の郵便ポストの差し出し口は、年賀仕様とでも言うのか、年賀郵便と一般郵便に

分けられていたけど、1月10日にもなれば、もうフツーのポストになってる。

つまり、これから年賀状を投函すると、1月×日というように、消印が押されてしまうわけだ。

「あけましておめでとう…平成19年元旦」なんて文面にしても、

実は、元旦からかなり後になって投函したことがバレちゃうわけで、みっともない。

しかし、出さないのも失礼だ…ハジだけども、出そう。

年賀状ソフトを起動。

宛名を見ると、S課長のところの印刷フラグにチェックが入っている。

出してない人は、印刷フラグのチェックを外している。

S課長宛に年賀状を出していたことを、すっかり忘れてしまっていたのだった。