ロングトレイン

18きっぷで仙台まで、祖母の見舞いに行ってきた。

予定では仙台で一泊して、翌日戻る予定だったのだけども、

仙台18時5分発の東北本線上り普通列車に乗れれば、なんと日帰りできることがわかり、

実際に日帰りしてきた。

別に仙台日帰りなんて珍しくもなんともないのだけども、

それは新幹線を使えばの話。

18きっぷだから、普通列車しか乗れないのだ。

仙台を夕方6時に出ても、若干日付は変わってしまうけども、鈍行だけで東京に帰ってこれる

ってのはすごいことだと思う。


仙台で鮭ハラコ飯やビールなどを買い込み、小牛田発福島行きの普通列車に乗り込む。

さっそく弁当を・・と思うが、なんと通勤電車と同じロングシート

こんな状態で食べられるハズが無い。

人が居なくなったら食べようかと思ったものの、終点福島までそれなりの乗客が居て、

ダメだった。

福島から黒磯行きの普通列車に乗り換えるから、そしたら食べようと思っていたが、

なんと、今まで乗っていた福島行きの列車が、そのまま行き先表示を「黒磯」に変えただけ。

実質は小牛田発黒磯行きだ。250キロ以上も走る長距離鈍行だ。

ただ、そのまま乗り続ける客は、ほとんど居ないようで、みな福島で下車していった。

しかし、黒磯行きの発車時刻が近づけば、また乗客が来るに違いない。

今がチャンスとばかりに、弁当をビールで掻っ込んだ。ビールはすでにぬるくなっていてマズかった。

黒磯からは宇都宮行きに乗り換え。ここでやっとボックスシートの列車になった。

タイミングが悪い。

宇都宮からは、たったの1分の接続時間で、大宮行き最終列車に乗車。

しかし、同じホームの向い側に停まっている列車だから、全然余裕だ。

終点大宮では、やはり1分接続で、京浜東北線蒲田行き最終列車があるのだが、

別のホームだし、階段の上り下りもあるし、さすがにそれに乗ることは考えて無かったのだけども、

大宮に着くとホームのアナウンスで、京浜東北線ご利用の方はお急ぎくださ〜いなどと言っている。

どうやら待っててくれるようで、ありがたく乗らせてもらった。

本当に3分ぐらい発車時間を延ばしてくれたようで、なかなかサービスがいいなぁと思ったけども、

毎回こんなことをやっているのなら、正式な時刻を変更すればいいのではと思ってしまった。