静岡へ

今日は、友達のお姉さんの引越し手伝いをした。

ぜんぜん大した荷物でなく、本当にこれだけでいいの?と

思えるほどで、あっという間に終わってしまったが、不釣合いなぐらいな

お礼を頂いてしまい、かえって恐縮。

その後は、適当にドライブ。

なんとなく富士宮のやきそばを思いついて、東名高速に乗って西に向かった。

ゼイタクにも、ETC割引も何も無い時間帯だ。

天気が悪くなり、雨が降ってきた。

中井パーキングに立ち寄り、高速に乗る前にOKストアで買ったカツどんを食べる。

299円と激安だ。

加工肉じゃないから、ミートホープみたいなインチキも出来ないと思うけども、

どう考えても、この値段設定はありえない。おいしいからいいけど。

ガソリンが高いせいか、なんとなく交通量が少ないと思うのは気のせいだろうか。

きわめて順調に来て、富士インターで下りる。

地図を見てたら、清水のほうにちょっとした半島があるのを見つけて、そこに行ってみたくなった。

富士から清水の間の国道1号は高速に近いようなバイパス。

清水に入ると、本格的な雨になってしまった。あーあ。

気になっていた半島に入ると、三保の松原という表示が出てきた。

あ、ここが有名な三保の松原だったんだ。知らずに来てしまった。

羽衣の松を見に行ったが、かなり樹勢が衰えていた。

天気がよければ海岸から富士山も眺められるはずだが、雨では当然無理だった。

またわれわれのほかに、人っ子一人おらず、有名な観光地としてはさびしい限り。

駐車場に戻り、みやげ物屋に入る。

売り込み中らしいお菓子を試食に持ってきてくれたが、

静岡ってことで、「うなぎパイ」を買った。


清水から富士宮に向かう。

海沿いの国道1号には「さくら海老」の看板が並んでいる。名産だが、時間が無いのでパス。

そういえば、清水はちびまる子の町だったが、それらしいアピールが無かったことに気づく。

富士宮は「やきそば」が無ければ、単なる一地方都市のように思えた。

郊外にはジャスコ。パチンコ屋。

やきそば情報を入手するべく、とりあえず駅にある観光案内所に向かうことにするが、

駐車場が見当たらずパス。

適当に走っていると、浅間神社の前に屋台村のような場所を見つけた。

4台ほどの駐車スペースも空いていたので、ここで食べることにした。

「お宮横丁」と名付けられたこの一角には、

いくつか店があったが、全部やきそば店ということではなかった。

「すぎ本」という店で購入。1つ400円。屋台感覚の値段だ。

出されたやきそばには、粉がかかっていた。ダシだろうか。

食感は非常にコシがある、固めだ。後で調べたら、これが富士宮のやきそばの特徴のようだ。

ふだん柔らかいやきそばに慣れてしまっている私としては新鮮であった。

ちなみに、この「お宮横丁」には、富士山の伏流水が飲めるコーナーがある。

無料のバナジウム天然水飲み放題というわけで、これだけでも立ち寄る価値があると思う。