ほしのあき

ビームービーのプレミア試写会に行ってきた。

券をくれる人が居て、まぁくれるのなら行ってもいいやぐらいに思っていたのだが、

後で会社の人に行ったことを言ったら、結構うらやましがられたので、

人気作品だったのかと思った。


プレミア試写会の券には、当日はセクシー蜂が出る予定と書かれていた。

セクシー蜂?

ふと、はちみつのど飴の以前のCMで、お笑いの山田花子がミツバチの着ぐるみで出演していたのを

思い出して、「いやん」とかギャグをかまして出てくるんじゃないだろうなとか思ったのだったが、

実際に出てきたのは「ほしのあき」だった。

いい意味で予感は裏切られた。

ほしのあき山田花子。生物学的には同じ女性なのに、どうしてこうも違うのか…まあいいや。

実物はテレビで見るよりも格段に細くて、とても30とは思えないぐらいに若々しかった。

だらしない格好で深夜のドンキに出没するコムスメたちよりも「若い」といえる。

さすが、セクシー「蜂」というだけあって、ウェストの細さときたら、蜂に例えても異議を唱える者は

皆無だろうと思う。

相変わらずバストを意識したアピールをしていたが、明るい振る舞いもあって

とりわけセクシーさは伝わってこなかった気がする。

あと、日本養蜂はちみつ協会から、はちみつ大使の任命を受けていた。

はちみつ協会のひとは、はげちゃびんのジイさんで、これは長々としたご挨拶が期待できるなぁと

ゲンナリしてしまったが、意外にも早く終わった。

挨拶とは何かを分かっているジイサンで良かった。

続いて、はちみつを使ったケーキを銀座レカンのシェフが出してきて、

ほしのが試食しておいし〜い!とか言っていた。

はちみつケーキのときには、こども蜂が手伝いとして2人出てきたが、

ほしのがケーキをうまそうに食べているのをジトっとした視線で見てた。

で、ほしのがそれに気がついたのか、食べたい?なんてお優しいコトバをかけてきて、

なんと、ほしのから「あーん」して食べさせてもらっていた。

なぬ!?

コノヤロなエロ子蜂めは、小ズルい笑顔を浮かべておいしいなんて言ってやがる!!

もしや、試写会参加の皆さんにも後ほどケーキを…なんて展開を期待してたら、

レカンのシェフが「レシピも載せますので、是非作ってみては」…なんて言って終わってしまった。

あーあ。

ちなみにレシピは、www.beemovie.jp/ にあるようだ。

試写会が始るまで40分近くこのようなイベントが続いた。

しかしカメラ禁止!って言ってたのに、さっきから傍若無人に平気でパシャパシャやっている

ケシカラン連中が前のほうの観客席に居る。一体どうなっているんだ?

と思ったら、全部マスコミの人で、フォトセッションの時間が終わったら、ささーっと帰っていって

しまい、ほしのあきも舞台から消えていった。


ここまで見て、何か違和感を感じた。

ただ、ほしのあき、進行役、はちみつ協会の人、レカンのシェフがマスコミ向けに

いろいろと演じていたわけで、何かやるたびにマスコミのカメラのフラッシュが焚かれ、

ほしのたちは、あくまでカメラにどう写るかを基準に視線・立位置に気を配り、

観客は置いてきぼりを食わされているのだった。


さて、肝心のビームービー。

僕達が一生懸命作ったハチミツが人間達にとられている!。僕たちのハチミツ返せ!

ってなことで裁判を起こして、見事勝訴するのだが…

という内容だけども、それでは、「日本養蜂はちみつ協会」からすると、

ハチから敵対される関係になるわけで、映画の試写会に出てくるわけが無い。

最後にはきちんとはちみつ協会が納得する内容なっているが、

中盤以降は話の展開が速くて、多少無理な感じがした。