白州蒸留所

K氏とT氏と山梨のサントリー白州蒸留所に行ってきた。

シングルモルト探求セミナーへの参加が目的だ。

9:52新宿発のホリデー快速ビューやまなし小淵沢行きに乗車。

K氏曰く、車内販売が無いとのことで、急いでサンドイッチなどを購入する。

ボックスシート状に、3人まとまるカタチで指定席券を買ったハズなのに、

実際のシートはバラけてしまった。同じようにバラけてるグループが居たので、

車掌に断り席を交換してもらう。

天気が悪い日曜のせいか、車内は比較的空いていた。

確かにビューは良いのだが、二階席はヘッドクリアランスに余裕が無い感じ。

途中の甲府で大半の客が下りてしまった。

山並みなどを眺めているうちに、正午前小淵沢駅に到着。

小淵沢の名物は駅弁です」と堂々と書かれていたけど、

そこまで力強く言い切ってしまって良いのだろうかと心配になる。

小淵沢タクシーで蒸留所へ行く。

ちょうど「やまなしディスティネーションキャンペーン」期間中で、

その一環として、タクシー代が2000円を超えると割引になるチケットを

持っていったのだが、2000円に僅かに満たないところで到着。

ウマイコトできてるよ。

受付で名前を書き、蒸留所の構内へ。森の蒸留所とも言われている通り、

木々に囲まれている。雨模様であったが、かえって木々の若葉の美しさが

映える。

ウィスキー博物館入り口で1000円を払い、ガイドツアーの受付をする。

記念品を貰えるネット画面を提示して、ウィスキーグラスをもらう。

開始時刻まで間があるので、博物館の展示物を見てまわる。

時刻になり集合場所に行くと、結構な参加者が居た。

ガイドのオネーサンに付いていき、まずは蒸留所施設に向かう。

発酵槽、ポットスチルなどを見学。

続いて、バスに乗り、樽の内部を焼いて再び使えるようにする、

リチャーの工程を見学。こんなにバーナーであぶっていいのだろうか

というぐらいに焼いていた。

チャーといえば、シシマイの格好をしたあんまり面白くない芸人の姿を思い出した。

次に貯蔵庫へ。ウィスキーの香りが強烈だ。

雰囲気中にアルコール分を含むせいなのか、デジカメ禁止だった。

ウィスキー樽が何段にも積み上げられているさまは、ただすごいという感じだった。

地震が来たら…などとネガティブな考えが浮かぶ。

工場見学はここまでで、次はお待ちかねのテイスティングイベント。

白州12年、ヤマザキ12年、ザ・マッカラン12年、ボウモア12年の

4種類が出されて、モナカ、ドライフルーツ、ナッツ、チーズ、チョコレートケーキ

などのつまみとの相性を確かめるという内容だった。

グラスには、ちょこっとしかウィスキーが注がれてなくて、これっぽっち!?

と思ったが、ちびちびやっているうちに、気分良くなってきた。

個人的にはボウモアが好きだが、バランス的にはマッカランか。

天然水割りや、ソーダ割りなどを楽しんで、イベント終了。

ファクトリーショップでは、ボウモアのミニチュアボトルを購入。

ボウモアソースとして、いずれ生牡蠣に垂らして食べるのだ。

また、白州蒸留所入り口近くの農産物直売コーナーで、アヤシゲな

薬草茶を購入する。

再びタクシーで小淵沢駅へ。今度は2000円を超えたのでチケットを提示したが、

なんだか釣り銭をもらい忘れた気がする。

小淵沢では、名物駅弁「元気甲斐」を購入。

K氏、T氏はそれぞれ都合の良い列車が異なり、小淵沢駅で解散となる。

近くの区間で線路内人立ち入りがあり、ダイヤはめちゃくちゃだった。

帰りもビューやまなし号に乗ったが、行きにもましてガラガラ。

元気甲斐をつまみに、モルツでちびちびやりながら帰った。

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