百観音温泉

夏の反省会と称して、いつものお仲間と温泉に行ってきた。

大宮駅に10:30に集合し、宇都宮線で仙台方面に数駅先「東鷲宮」で下車。

住宅地が広がり、いかにもベッドタウンと言った感じの何の変哲も無いところ。

本当にこんなところに温泉?と思いながら数分歩くと、「百観音温泉」が現れた。

100%源泉掛け流しだそうだ。

3時間分の料金700円と、タオルを忘れたので300円で購入し入館。

不景気とガソリン高で安近短の場所がお出かけ先として人気だそうが、

ここは空いていた。

ノレンをくぐって、脱衣所に入ると何となく消毒っぽいニオイ。

本当に100%源泉掛け流しかとギモンを抱きつつ浴場へ。

掛け湯は茶色く濁っているし、洗い場でカランやシャワから出てくる湯も

何となく濁った感じだ。飲用不可とあるから、温泉水をなんか加工して洗髪などに

使えるようにしたのだろうか。

そういえば、風呂場の蛇口のことを何で「カラン」って言うんだろう。ま、いいか。

カラダを洗い露天風呂に向かう。いろんな種類があるが、K氏のオススメ?の

「立ち湯」に向かう。ちょうど、誰も入ってない。

「深くなっているのでご注意」の旨書かれている。

一歩、一歩踏み入れると…あちちちち!

見ると、温度計は46.2℃を指している。「熱いのでご注意」だろうが!!

根性試しのチンピラが好みそうな感じ。

これは修行だ。これに耐えれば月曜日からの1週間を楽しく乗り切れるのだ。と念じながら、

ソロソロと入るが、しばらくすると足先が痛風にでもかかったかのようにジンジンする。

浴槽の中のちょっとした対流が苦痛を生じるが、煩悩を滅失する意味を込めて108数えて

出た。

しかし、46℃というのにこんなに熱いとは…徐々に熱せられる水に入っているカエルが

気が付かずに茹で上がってしまう例えがあるが、ウソ決定だ。

その後は38度台のぬるくて浅い露天風呂に入ったが、どう考えたってこっちのほうが良い。

12時までいろんな浴槽に浸かり、最後に立ち湯でシメて出た。

続いて2階の食堂に行き、ビールで乾杯。旨い。

季節限定メニューのアジフライカレー680円を注文したが、スーパーのべちゃべちゃ

フライを想像していたところ、意外にキチンとしたモノで満足した。


その後、敷地内の百観音にお参りして、昨日も行った麻布十番祭りに行く。

昨日辿り着けなかったAVANTIの出店に行くも、妙な行列が出来ている。

知らなかったが、秘密の合言葉みたいのがあって、その合言葉を言うヒトたちの

列だった。

当然我々は合言葉など知らず、並んでも意味が無かった。

雨降りプラス人ごみで散々な思いをして六本木に出る。乃木坂駅まで歩き散会。