歪んだ世界

1ヵ月半前頃から、どうも眼がおかしい。

見え方がなんか不自然なのだ。

しかし、視力は下がっているようでもない。ちゃんと見えていることは見えている。

映画マトリックスで空間が歪んで見えるような演出をしているでしょう。

そんな感じの見え方というか…

メガネのレンズがズレてしまったのだろうかと思い、スペアのメガネをかけてみるが、

やっぱり変。

診療所に行き、いろいろ見てもらったら、左目が「黄斑上膜」と言われた。

おまけに年寄りの病気だと。

眼球の奥深い網膜近くのところに、膜が張っていて悪さをしているというのだ。

目薬などで治るものではなく、手術しかないという。手術は簡単では無いらしい。

おまけに、手術したからと言って、見え方が完全に戻るわけでもなく、

さらに、手術することで白内障を併発する恐れがあるという。踏んだり蹴ったり。

検査用の碁盤目状の図(アムスラーチャートという)を見ると、

右目はキチンと碁盤目が正方形に見えるのに左目では碁盤目が歪んで見えた。

これが違和感の原因だったのか。

左目だけでいろんなモノを見てみると、いろんな直線が微妙にぐにゃぐにゃになっていることに

気が付いた。

ビルもぐにゃぐにゃ、線路もぐにゃぐにゃ!

面白い!!


んな、わけない。しばらくショックだった。

やる気が失せたというか…

ブログの更新も面倒くさくなったというか…

ただ、失明するわけではないというので、それは良しとしよう。

最近になって、やっと受け入れるしかないと思うようになってきた。


しかし、気になるのは運転免許の更新だ。

今年の12月中に更新期限を迎えるのだが、どうも遠近感に難があるような気がする。

気がするということで根拠は無いのだけども…

深視力試験で落ちて、大型自動車免許失効なんてことにならなきゃいいな。

部課の異動後は大型には乗ってないが、仕事の都合でいつ必要になるか分からない。


急に視力が下がったり、ぐにゃぐにゃ度がひどくなったら手術することになるようだが、

とりあえず免許更新が通って、現状よりも悪くならないことを祈るのみ。

しかし五体満足の有難さは、不満足になってようやく分かるものだなぁ…