いろは坂

渋滞のいろは坂

昨日の奥日光の温泉は、イイコトばかりしか書いてなったが、

到着までにいろいろあったのだ。

実は去年の今頃にも、日光方面に行ったけど、

いろは坂の登りで、とんでもない大渋滞に巻き込まれて、散々な思いをした。

紅葉は全然してないし、時々ふざけたサル共が、エサをねだりに、

渋滞で止まっている車の周りをウロウロしてたから、危なくて窓も開けられなかった。

だいたい、渋滞にハマるというのは、みんなと同じ行動をとった結果である。

みんなと同じ行動といえば、朝出発し、目的地に昼前に着き、サザエさんが始まる時間までには

帰宅するというものだろう。

自分がこのパターンに重ならないように、今年は、時間をずらして昼12時に出発した。

国道4号、国道119号、日光宇都宮道路は、まるきりガラガラで、順調に流れている。

いろは坂の入口も、これっぽっちも渋滞してない。

渋滞をこんなに避けることができて、やっぱり自分は頭が良いなと思ったのも束の間、

いろは坂の2番目のカーブで突然渋滞の最後尾に当たってしまった。

この坂のイヤなところは、登りと下りでそれぞれ一方通行ということである。

要は、渋滞にハマったから、Uターンして帰ろうというわけにはいかないのだ。

登りだったら登り切るまで、下りだったら下りきるまで、渋滞だろうがなんだろうが、

ひたすら行かねばならないのである。

まあ、時刻は昼の3時半だから渋滞も終盤に違いないから、焦ることもないなと思っていたが、

大間違いだった。

ちょっと進んでは止まりの連続で、3分間も全く動かないこともあり、

坂を上って中禅寺湖畔に着いたのは、夜6時半を回ってしまった。

たったの7キロ余りを3時間。時速に直せば、3キロもいかない!

歩いていったって、楽勝でクルマに勝てるっての。

サルは居なかったけど、やっぱり紅葉はしてなかった。

赤いものといえば、前方に延々と続くクルマのブレーキランプぐらい。全然紅葉じゃないけど…

途中、大渋滞のいろは坂を救急車が上がってきたけど、さすがにみんな路肩に寄せて、通してた。

結局温泉に着いたのは、夜の7時近くになってしまったが、

帰りも下りのいろは坂で渋滞にハマったのは言うまでもない。

紅葉シーズンのいろは坂は要注意!