友達の力

夜の駅

課内の環境は相変わらず私にとってシビアだ。

数日前に後輩の女子社員を怒鳴った一件が、尾を曳いている。

課内3人のうち2人はカレカノだから、今回の件で面白いくらいに爪弾きだ。

いろいろ悩んでもしょうがないので、この前友達から借りたcapsuleの

新しいアルバムの曲を思い浮かべながら、奴らと距離を置き、淡々と仕事をしている。

曲の中に逃げ込めるような…という表現が適当なのかどうか分からないけど、そんな曲調で

心のひだというか、感情の起伏を抑えることが出来て、助かっている。

その代わり、この「精神安定剤」の副作用で、机に向かっているときは、能面みたいな表情だ。

でも、社内でこの一連の状況が気になるのか、「大丈夫ですか?」とか聞いてくれる人が、

僅かながら居るのが救いだ。


帰り道、遠くの友達に電話した。

グチばかり一方的に押し付けてしまったが、聞いてくれた。ありがたい。


女々しいので、こちらからは、あたり構わず言いふらすことはしないけど、

(ブログで言いふらしてるか!)

気に掛けてくれたり、話を聞いてくれる人がいるというのは、本当にチカラになるものだ

ということが分かった。

状況は変わらずとも、私は本当の孤立無援じゃない。

そう思うと、前向きにやっていけそうな気がする…と今は言える。あくまで今だけ。

休みを挟んで、あさってになったら、コノヤロ!率80%くらいになるだろう。

一番いいのは、どんな状況になっても、私が優しい気持ちをキープし続けられるようになる

ことなんだろうけどね。