短歌集
家に帰ったら、茨城県立近代美術館からの郵便物があった。
?と思って、中を見たら、短歌集が入ってた。
「近美でうたう −茨城県立近代美術館で短歌をよむ− 」とサブタイトルがある。
ああ、思い出した。
春先、ちょうど梅の花の季節に、ここの美術館に行ったら、展示作品にちなんだ短歌を
詠むというイベントをやっていて、私も一首投稿したのだ。
どれ、私の作品は…と思って開いてみたら、なんか立派なのばかり目に入ってきた。
どうやら、投稿されたもの全部掲載しているわけではなく、かなり絞り込まれているみたいで、
当然自分のは無かった。
短歌は57577を基本として詠まれた定型詩と言ってしまえばそれまでだが、
こんな短い言葉にフィーリングを表現するのは、私には容易ではない。
感じることはあっても、57577に当てはめようとすると、言葉が見つからなかったりする。
【近藤悠三「梅染付大皿」京都国立近代美術館蔵】を詠んだ短歌に面白いのがあった。
ぶったまげ なんてどでかい皿なんだ のせてみようか 豚の丸焼き (小西 貴博)
小中学生の作品だろうか。
大皿を前にした作者の気持ちがストレートに伝わってくると同時に、大皿を見てない人にも、
よく、その大きさををよく伝えていると思う。確かに馬鹿でかい皿だった。
他にもいろいろな短歌があったが、後で見ることにしよう。
空っぽの 夜にぷかぷか浮かんでる 吹き流されても 遅刻はいやだ
もう寝なきゃ。