ETC割引

さるまわし

仕事などで新潟に行く機会がそこそこある。

新幹線、クルマ…中越地震直後は羽田から日本航空の臨時便で

行ったこともあった。

もっとも、飛行機はもう飛ばないだろう。

クルマの場合、以前は全部一般道で行ってたけど、本当に時間がかかった。

最近になって、ETCの利用時に、いろんな割引があるのが分かったので、

高速も使うようにしている。

もっとも活用しているのが、「ETC早朝夜間割引」だ。

これは、①東京・大阪近郊の大都市近郊区間内を少なくとも1区間走行し、

かつ1回の走行距離が100キロ以内。②入口または出口料金所を22時〜6時までの

間に通過する。この①、②の条件を満たせば、高速料金5割引というもの。

夜10時以降だけど、混んでる大都市圏を抜けて、あとはガラガラの田舎の一般道をひた走り…

という非常に優れた使い方ができるのだ。

私の場合は、鶴ヶ島で乗って沼田で降りる。

ぎりぎり100キロ以内だから、この割引が適用される。

通常2,700円のところ1,350円だ。

「安い」と思うが、実はこれで適正な高速料金になったのではないかと思う。

上野〜沼田のJRの自由席特急料金は1,300円。

車内販売のビールにツマミをつけても、2,700円になんかにならない。

上越新幹線の上野〜上毛高原だって、自由席特急料金は2,520円だから、まだ、高速料金が高い。

クルマでは、新幹線並みの所用時間で行けるわけでないし、仮にそんなことしたら、

どっかのオービスに引っかかるだろう。

ETC割引でお得感を打ち出してはいるが、時間制限とか距離制限もなくして、

いつでも半額!ぐらいにして欲しい。

道路公団は民営化したんだから、企業努力すべきではないか!と、力強く申し述べたい気分なのである。

まあ、電車よりも自由が効くから、ついついクルマで行ってしまうんだけども…