御用納め

海ぶどう

今日は御用納め。

昼の2時で仕事は終了。そこから4時までオフィスの大掃除。

コピー機とかルーター、プリンタの後ろは静電気のせいで、

とんでもないホコリだらけ。

結構吸い込んでしまった。アスベストと同じぐらいカラダに悪そう。


4時から会議室で慰労会というか飲み会。ツマミは、毎年同じ乾きモノばかり。

ポテチ、豆、イカくん数種類…オードブルは無いのか!って感じ。

酒は、去年より種類があった。ボージョレとシャブリまであって、おぉ!と思ったけど、

ボージョレはキンキンに冷やされていてがっかりだ。冷やし過ぎでシブかった。


いつもなら、途中で帰ってしまうのだが、何となく気分も良かったので、今年は2次会以降にも行った。

2次会では、隣りに、仕事では親切なのだけど、飲むと熱くなる先輩が座って、ムムムと思った。

案の定、自分の言葉尻を捉えられて、お前はもう少しどうのこうの…と始まった。

おかげですっかり調子が狂った。


3次会では、目の前に課の子が座った。ムカつくから来なくていいよ。

その子の隣りには、さっきの熱いセンパイが座った。

その子は軽くタッチされることは、ちょっといい気分はしないという話をした。

すると、センパイは、軽くタッチするのは最高の愛情表現だと言ってきた。

そういうことも分かってほしいし、そうしても何とも思われないような関係がいいんだ!

オレも普段女の子に近づかないし、こういう時ぐらいしか、そんなことしない。

みたいなことも言ってきたから、セクハラの正当化じゃないかと思って、

「それはおかしい。触ることで仕事仲間という境界線を越えてしまい、

オトコとオンナみたいな関係を意識せざるを得なくなるのではないか。」

と申し述べたら、

「お前は、オトコとオンナを意識しながら仕事しているのか?それはおかしい。」

と論点をすりかえて来たので、

「愛情表現はいいけど、何で触る必要があるのか。言葉で伝えればいいではないか。

結局男性中心の職場だから、触るのが愛情表現という言葉が出てくるのだと思う。」

と返したから、口論寸前。

バカらしくなって、他の人と話すことにした。


その後も、すぐに恫喝口調になる他のセンパイの肩を持つような発言が聞こえてきた。

その子が納得できないと「本当はいい人なんだ。キミが間違ってる。もっと丸くなれ」等と始まった。

自分もその「恫喝するセンパイ」には何度もイヤな目に遭っている。

親分−子分みたいな関係になれば優しく接し、

そうでなければ厳しく当たるヒトだってのが分かっているから、

「お客様でもないのに、何で顔色窺ってペコペコしなくてはならないのか。

結局、アメとムチで自分の都合のいいようにやりたいだけでしょ」と出かかった。

他の人が自分の言い出す気配を察知して「セイ!セイ!セイ!」とストップしてくれた。


間違っていることは間違っているとはっきり言ってくれることは親切。

が、価値観の違いで説明できるようなことを、一方的に間違っていると押し付けてくるのは、

どうにも我慢なりまへんて。


面白くないのと、終電近いのとで、途中で帰った。

来年に引きずらなければいいな。