と言われている

ブレスケア

電車で「ブレスケア」の広告が目に入ってきた。

宣伝文句には、「ニンニクのニオイを消すと言われている

パセリオイル配合…」のような文言が含まれていたと思う。

最近この「〜と言われている○○」みたいな表現、結構多いのではないかと思う。

似ている表現で、「〜が期待できる」というのもある。

 …美白効果が期待できるイソフラボン配合の○○

あと、「〜と考えられている」というものある。

 …肥満解消になると考えられているカテキン配合の△△


なぜ、そういうソフトなというか、オブラートで包んだような言い方をするのだろうか?

ニンニクのニオイを消すパセリオイル配合のブレスケア!

美白効果のあるイソフラボン配合の○○!

肥満解消になるカテキン配合の△△!

これでいいではないか。


思うに、何か言われたときのための逃げ道をのような気がする。

「ブレスケア噛んだのに、カノジョからニンニク臭いといわれて嫌われた!」

「○○を毎日食べてるのに、全然白くならない!」

「△△を毎日飲んでるのに、全然ヤセない!」

こういった苦情があっても、

「〜と言われている」場合は、「世間ではそう言われているみたいですね。」と逃げて、

「期待できる」の場合は、、「お客様が期待するのは自由ですけど…」と逃げて、

「考えられている」の場合は、「考えられているのであって、決まったワケではない」と逃げる。

効果半分・イメージ半分の商売なんだなぁという気がした。

逆に絶対に○○!と力強く断定する広告も、胡散臭いんだけども…

ヒトを納得させる宣伝文句ってのもなかなか難しいものだ。