おもちゃ売り場
トランプ手品のビデオを見てから、気が向いたときに練習してみるが、
タネも仕掛けもばれちゃうというお粗末な状況から抜け出せない。
不器用なのもあるだろうが、トランプが悪いのだ。
やはりキチンとしたトランプが不可欠だ、ということで、会社帰りにビックカメラの
おもちゃ売り場に行ってみた。
大人になってからは、こういう場所に足を踏み入れることが余り無くなってしまったので、新鮮。
しかし、いつの時代でも、男の子向けのやつはナントカ戦隊ホニャララみたいなので、
女の子向けのは、バービー人形みたいなのが売られている。
私は小さい頃から、どうもこういうのには興味が持てなかったが、
改めて、大人になって足を踏み入れてもやはり興味が持てなかった。
うろついてると、ある一角に大人たちが結構いるのに気がついた。
大人向けのナントカ戦隊みたいなやつのプラモデルのコーナーだった。
正確にはプラモデルじゃないかもしれないが、自分からすればみんな同じに見える。
ある意味うらやましい人たちだ。
こどもの時は財力が無いから、親にねだるしかないだろうけど、
大人になっても、こういうものへの興味を失わないならば、
こどもとは比較にならない財力でもって、気兼ねなく買えるだろう。
そういえば、川越に行ったとき、駄菓子屋が軒を連ねているストリートがあったが、
こどもたちよりも大人たちが、買いまくっていたような覚えがある。
こども心を失わないと言えばいいのか、それともこどものままなのか…
自分が小さかった時には、こういう大人たちがいただろうか?
いなかったよなぁ。
今は、大人とこどもの領域が曖昧な時代なのかもしれないと思った。