オルガンコンサート

パイプ

今日はバレンタインデーだ。しかし会社では全く盛り上がりもせず、一日が終わってしまった。

今年はオフィスの女子でチョコ廃止同盟を組んだのだ。

だから、もらえた人はほとんどいないと言う有様。

それはさておき、今日は川口リリアでオルガンの無料演奏会があるので、速攻帰宅した。

無料と言っても、カネを払っても良いくらいのものなのだ。

しかし、前回から数か月もインターバルがあった。

一昨年は二か月に一回やってたのに、川口市もケチになったんだろうか。

今回のオルガニストは良かった。曲の演奏が終わると、さっと席を立って、演奏終わり!

というのが分かりやすかったからだ。

自分も含めて曲を知ってるオーディエンスは、ほとんどいないのが実情。

だから、演奏が終わっても「本当に終わり?」と、みな疑心暗鬼だから拍手がなかなか出ない。

前回は私は間違って演奏が終わってないのに拍手してしまったが、つられて拍手した人が何人もいた。

で、こんなヒトタチを相手にするには、演奏が終わったら、席を立つなり、

鍵盤から明らかに手を離すなり、分かりやすいサインを送る必要がある。

しかし、なかなかこれをやってくれる演奏者っていないのだ。

それで毎度、演奏者は「レベルの低い客だ」、客は「良く分からん」という、

互いに不幸な関係を築くことが多かったのだ。

また、この演奏者は客のレベルを推し量ってくれて、パイプオルガンの説明までしてくれた。

演奏はまあ普通だったけども、そういう気遣いにより、とても印象深い演奏会だった。