村杉温泉

川上とうふ店のおぼろ豆腐

今日は、仙台のばあちゃんのところに行ってきた。

方向は違うが、途中で新潟県五頭温泉郷の一つである村杉温泉に寄った。

この前の栃尾又温泉の時にラジウム温泉というのが

なかなか自分に合ってると思ったので、

いろいろ調べていると、ここもそれなりに有名なラジウム温泉だと

いうことが分かったからだ。

昼前に「薬師乃湯共同浴場」に到着。ヒマな温泉かと思ったら、車がたくさん止っている。

車が沢山とまっているラーメン屋は味に期待が出来ていいけども、

温泉の場合は一人でのんびり入りたいのでイヤなのだが、

せっかく来たので、入らないのももったいないので、入浴券250円を購入し入浴。

小奇麗な感じだったが、湯からは塩素臭が漂う循環温泉でがっかり。

背中のジェットバス装置もあったが、そんなのは要らないと思う。

循環であったが、湯は浴槽外に流れ出ていたので、完全な循環ではないだろう。

入浴後、温泉の近くにある「薬師の清水」という清水に寄る。ポリタンク持参で

水汲みしている人がいたが、中断してもらって、少し飲んだ。

腹の調子が悪く、朝から何も食ってなかったが、来る途中に見かけた「川上とうふ店」

を思い出して、豆腐なら大丈夫だろうと思い、そこまで歩く。

店内にはちょっとした食べられるスペースもある。「おぼろ豆腐」265円を注文。

知らなかったが、相当有名な店らしく、ひっきりなしに客が来店。

おぼろ豆腐を一口。やさしい味が、弱りきったお腹にちょうどいい。実に美味しかった。

このまま帰るのなら、豆腐をいくつか求めたところだが、仙台に寄るのでやめた。

少しからだが冷えたので、さっきの薬師乃湯とは違う、露天風呂に行った。300円。

さっきより設備的に劣るのに50円も高いとは…

無人の風呂だが、きちんと入浴券を購入。

すぐ隣りに、薬師堂があるので、タダ入浴者にはバチが当たるだろう。

露天風呂は本当に脱衣所と岩組みの風呂だけで、水面にはいろいろ浮いている。

アミが用意されているが、これで浮いているものをすくえということだろう。

結構熱いところもあって、そんなに長居せずに上がる。

村杉温泉は、ヘンな開発がされておらず、雰囲気的には良い。

本当の意味での掛け流しの宿があれば、今度は宿泊して過ごしてみたいところだ。

のんびりしているうちに、1時半を過ぎてしまった。

仙台まで230キロもあるので、高速に乗る。

途中、磐梯山のサービスエリアで不味い喜多方ラーメンを食べ、

仙台のばあちゃんのところには16時30分着。

一時意識不明の入院をしていた頃からは想像もつかないほど回復して、

以前と同じように普通にコミュニケーションできて良かった。

19時に仙台出発。国道4号をひた走り、栃木県の矢板ココイチでカレーを食べる。

期間限定のメニューを頼んだら、会計の時にクジをひくように言われた。

当たりが出て、特製のスプーンをもらった。ささやかな喜び。

この時点で23時を過ぎてしまったので、仕方なく高速に乗り、1時ちょっとすぎに帰宅した。