上野のトイレ
キタナイ話になってしまうな。
帰りに、ハラの調子が悪くて、上野駅の大連絡橋のどん詰まりのトイレに駆け込んだら、
大行列が出来ていた。
焦りつつ、他のトイレの案内を見ながら進んでいくと、新幹線ホームに下りる
エスカレータそばに、空いている身障者用トイレを発見し駆け込んだ。
まったく、ヤバイところだったが助かった。
さて水をながそうとすると、フラッシュバルブが無い。
見回すと、手をかざして水が流れるセンサーを発見。
さすが身障者用は配慮しているなぁと思って、手をかざすが水は出ない。
むむむ? 気合が足りないのであろうかと思い、再度ハンドパワーらしきものを
意識しつつ手をかざすが、チョロとも水が出ない。
マズイ・・・
そういえば、身障者用じゃないところは行列が出来ていたのに、なぜここが空いていたのだろう。
みんな、ここのトイレは水センサーが壊れていることを知って敬遠していたのだろうか。
いずれにしても、このままにして、出るわけにはいかない。
外で待っている人でもいたら、流れないままになっている状態を見られる最悪の状態に陥る。
何か無いか…と頭を高速回転させて考えた。
小さなゴミ箱が目に入った。見たら、中は空っぽだ。助かった。
これをバケツ代わりにして水を一気に流し込もう。
身障者用トイレは中に洗面台があるから、外に出なくて済む。
3回くらい水を流したら、なんとかなった。
ほっとして外に出て電車のホームに向かったが、ちょっと気になって、先ほどの身障者用に戻った。
なんと、使用中になっていた。入っている人は、後で慌てることだろう。
トイレが壊れていることを、すぐに駅員に告げるべきだったと反省。
後日ではあるが、上野駅に投書することにしよう。