元気塾
午後4時から5時半にかけて、会社の会議室でちょっとした研修があった。
「元気おさむ」という人が講師で、東京ローカルのFMで番組を持っているとのこと。
普通の企業向けの研修みたいに、挨拶の仕方だの、電話の取り方だの、そういうCS関係
のものかなぁと思ってたら、私(=講師)なりの人生哲学をテーマにしての講演だった。
電話対応してたら、開始時間ギリギリに入ってしまい座る場所が余り空いてない。
課のヒトの隣に座ったら、舌打ちしてアカラサマにイヤな顔をした。ムカツク。
忘れるといけないので、以下に内容を書き留めておくことにしよう。
1.仕事をする理由は?
−生活のため…、確かにそうです。しかし、私は「仕事を通して人間を磨くため」と考える−
前にNHKで見た「永平寺」の坊さまも、同じように日々の暮らしが修行みたいなことを言っていたな。
今の会社の所属部門のニンゲンカンケイは最悪だけど、これもニンゲンを磨くための修行、修行…
2.礼儀正しく…というが、礼儀とは?
−体で表すコトバと考える−
確かに、ココロでそうは思って無くても、態度が悪けりゃムムムと思うし、態度が良けりゃ、
快く思うよなぁ。
レジで後ろのババァがわざとらしくやたらに咳き込んできたら、「早くどきなさいよ!」みたいに
思う。例えそのババァにそんなつもりはなくても、不快感を与えるしぐさってのは悪意を感じるモノだ。
この辺りで、隣に座っているヤツが講師から、
「熱心にメモを取ってくれるのはいいけど、下向いてるし、
果たしてキチンと聞いてもらえているのか、ギモンなんだよね」と注意された。ザマミロ。
3.能力とは…
−それまでの努力の積−
努力の積み重ねが能力ということか。耳が痛い。
この場合の能力とは、持って生まれた才能は含まないだろう。
中略
6.人生は打撃戦
−野球で1億円プレーヤーと呼ばれるヒトの打率はせいぜい3割。
10回バッターボックスに入って、3回ヒットが出れば良いということ。
イチローは、打撃10回中7回も失敗している…とは誰も言わない。
成功した数で評価しよう−
なるほど!と思った。しかし、営業マンなら当てはまるけど、10回中7回失敗する事務職はヤバいな。
7.良い人とは? 悪い人とは?
−良い人は良い習慣を持っている人、悪い人とは悪い習慣を持っている人−
良かった〜
…もし指されたら、「自分の味方がいいヒトで、敵が悪いヒトです!」と言うところ。
8.なぜ、私は皆さんにこれだけ強い調子で言い切れるのでしょうか?
−信念を持っているから−
信念とは正しいと信じる自分の考えだ。講師は今までの、いろいろな経験から、
信念と呼べるものを獲得したのだろう。
自分の信念はどこにあるのだろうか。無いな…
9.今日聞いた話を忘れない方法
会社の女子社員の一人が挙手して答えたら、当たりだった。
−他の人に言う−
学生時代に家庭教師のバイトをしていたときのことを振り返ってみたら、確かにそうだ。
教科書やら問題集を見て教えながら、実は自分自身の復習にもなってた。
と、後日になって研修の内容や感想などを書いてみたけど、結構忘れていることが多かったなぁ。
受講したときは、何となく背中を押してもらえたような気分になったんだけど…