環八開通
今日は環八が全線開通した。
計画から50年を経過しての開通とのことで、何とも気が長い話だが、
未開通区間の開通により、従来ルートで四面道から岩淵まで1時間かかっていたのが30分に
短縮されるとのことで、期待が持てる。
で、午後からクルマで、北区赤羽岩淵から羽田空港までの全線を走破してきた。
18時、岩淵を出発。中山道を交差し首都高5号の中台入口付近まで走る。
ここまでが、従来開通していた区間。信号に引っかかってばかりで、ストレスがかかる。
あまり交通量が多くないせいか、全部平面交差なのはいただけない。
中台からは新規開通区間。軽車両通行禁止。信号もほとんどなく、高速道路のような雰囲気になった。
北町若木トンネルやオーバーパスなどで、川越街道もパスして、ストレスなく平和台まで抜けた。
平和台から先は、従来から部分的に開通していた区間で、途端に信号続出。
交通量も多くなり、さっきまでの高速道路のノリで突っ込んできたら、かなり危ないだろう。
ストップアンドゴーの繰り返しで、再び新規開通区間へ入り、練馬トンネルへ。
トンネルに入って間もなく、前を走るタンクローリーがハザードランプを点滅させているのが見えた。
嫌な予感は的中。渋滞だ。
トンネルは半地下式で圧迫感は軽減されているが、
空とコンクリの壁と、延々と続くブレーキランプの列しか見えず、ウンザリだ。
片側2車線あるが、ノロノロだ。いや、ノロ…ノロ……ノロぐらいだ。
こういうときは大型車の後ろに付くに限る。大型は先を見通せるから、有利な車線を選ぶ傾向があるのだ。
この選択は正しかったようで、もう一方の車線よりはるかに流れが良かった。
やっとの思いで、練馬トンネルを抜けたら、すっかり暗くなってしまった。
再び従来の環八へ合流し井荻トンネルへ。
ところが、この井荻トンネル。片側1車線に規制されていたから大渋滞…
トンネルを抜けた後は、比較的渋滞も無かったが、反対側(=外回り)の車線は渋滞がすさまじかった。
終点の羽田空港へは20時に到着。
せっかく空港に来たので、駐車して空港の4階の「Royal Deli」というカフェテリア形式の
デリレストランで食べた。アボカドと海老とズッキーニのサラダみたいのが旨かった。
窓際の席を確保し飛行機を眺めることが出来たが、離着陸の場所からは離れているのが残念。
21時に羽田を出発。
もうこんな時間なら環八は渋滞していないだろうとの考えだったが、結局あちこちで渋滞。
しかも、新規開通区間を通って帰ろうとしたら、工事中で進入禁止。使えないじゃないか!
23時近くになり、ようやく帰宅。疲れた。
結論:環八は全線開通しても、通して走るものではない。