水戸から川口へ

伊勢屋のうなぎ

今日は、水戸から川口まで自転車に乗って帰った。

前回、川口→水戸では、サドルの高さや微妙なズレなどで、尻が痛くなってしまったが、

今回は秘密兵器を用意した。

「パッド付きインナーパンツ」

パールイズミという会社が出している商品で、税込み定価3,675円。

ロードレーサーに乗っているヒトが履いているような、カラダに密着したレーサーパンツというモノは、

股のところにパットが付いていて、長距離を走っても痛くないという。

確かに機能的かもしれないが、あの格好でフツーの店に入ったりするのは、ワタシ的に恥ずかしい。

で、何か無いかと探して見つけたのが、前述のパット付きインナーなのだ。

これを下着として着用し、その上にズボンを履けば、見た目全然フツーだ。


水戸を8時30分に出発。ひたすら国道6号を南下する。

夏は南風だから向かい風でウンザリするのかと思いきや、逆に追い風気味で助かった。

石岡9時30分。土浦10時30分と、結構快調。行きに避けた高速道路のようなバイパスも、構わず進入。

軽車両禁止じゃないから別にいいだろう。

土浦の高架で渋滞。トレーラーを抜こうとしたら、幅寄せ気味になってきた。危ないので抜くのをやめる。

土浦を過ぎて、だんだん尻が痛くなってきた。パッド付インナーも万能じゃないな。


牛久沼のほとりに、うなぎ屋が数軒並んでいる。

どうしようか迷ったが、疲れているからまあゼイタクもいいだろうと、

最後の1軒「伊勢屋」に立ち寄る。時間は11時少し前で開店してなかった。

近くの公園で一休みして、11時に再び伊勢屋に戻ると暖簾が下がっていたので店に入る。

私が最初の客で、牛久沼が見える窓側の席に座る。

陽が射し込んでいて、少し暑くてパタパタやってたら、店のおばちゃんが「同じ窓側でもあっちの席のほうが

涼しいよ」と言ってくれたので、席を移動。親切だ。

余り考えずに「特上うな重」(2730円)を、ご飯大盛りで注文。

うなぎを待つ間、客がちらほらと入ってきた。そこそこ流行っているのだろう。

運ばれてきたのを見たら、うな重のほかにデザートのメロン、吸い物、香の物などが並ぶ。

うなぎは、重箱に隙間無く並べられている。普通はご飯が見えるのだろうが、本当にご飯が見えなかった。

今までの消費カロリーは元に戻ってしまっただろうが、旨かったから、まいいか。

食後のコーヒーのサービスがあるがコーヒーが苦手と告げると、アイスクリームが出てきた。

ご飯大盛り分はサービスしてもらった。12時ちょうど出発。


国道6号は交通量が増えてきて、松戸に入ったら、今度は路肩が非常に狭くなってきて、度々怖い思いに遭う。

危険なので、国道6号から離れることにした。13時に根木内交差点から流山方面に県道を行く。

流山から三郷へ行く橋は今日も渋滞していたが、自転車はこういうときに強い。

再び尻が痛くなってきた。フロントディレーラーの調子もあんまり良くない。

早く着けということばかり考えながら、14時15分川口の家に到着した。