七夕

商店街の七夕

今日は七夕。近所の商店街は1〜7日まで「七夕祭り」を開催している。

商店街の各店が、趣向をこらしたかなり本格的な七夕の飾りつけをし、

屋台が商店街にズラっと並んで、客足も多くかなり賑やかだ。

七夕祭りが終わると提灯祭りが始まるが、これは商店街の両側に、

提灯の飾り付けが施されているだけで、屋台が出るわけでもなく、

祭りと呼ぶには淋しいものがある。

で、「七夕祭り」最終日の今日、会社から帰ってきてから行ってきた。

商店街に並行する商店街でもなんでもない通りを駅方面に向かって歩き、七夕祭りが始まる商店街入口へ。

いやはや、すさまじい人だかり。

列車ダイヤが乱れてホームに人が溢れている新宿駅並みだ。

中高生が圧倒的に多い。こういう祭りに一番ワクワクする年代だろうな。

素っ頓狂な声を出している連中もいるが、不良みたいなのは居なくてホッとする。

新鮮市場というスーパーに途中寄って買い物をするが、店内はがらがら。

祭りのほうに人が行ってしまって、商店街の沿道にあるとは言え、スーパーにはあまり人は来なかったようだ。

ま、祭りの時のスーパーなんて「気分」が出ないだろう。

お好み焼き」を買うつもりで屋台を物色していると、新鮮市場の隣りの韓国食材店「ソウルOK市場」

の店先で、屋台ではないけども、チヂミが300円で売られているのを見かけたので購入。

フランパンで1枚1枚焼いており、客が3人しか居なかったにもかかわらず結構待たされた。

かなりどばどばとサラダ油を投入していて、ギトギトで食えたシロモノではないのではと心配になる。

他の客もそう思ったようで、店主に油の量は大丈夫かと尋ねたが、「油いれないと美味しくないヨ」

との返事。韓国人の店主を信じるしかない。

ちょっと歩いて、「大阪焼」を発見して購入。今川焼きみたいな格好のお好み焼きだ。

1個200円で手頃だが、安いだけあって客も多くて待たされる。

市役所前通りを渡り、商店街も半分以上過ぎたが、

人通りはまったく減らず、それどころか全然進まなくなってしまった。

どうやら、反対側から来る人と、こちら側から来る人がおしくらまんじゅう状態になっているようだ。

小さい子供が踏んづけられて骨折したという声も聞こえてきた。

七夕というよりも、これではケンカ祭りだ。実際にはケンカは無いけども。

数年前の明石の花火大会の歩道橋の事故が頭をよぎった。

冗談ではなくて、かなり危険な状態。無秩序な群集の恐ろしさを思い知らされた。

やっと少しは動けるようになったときに、「広島風お好み焼き」の屋台で購入。400円。

家に入る前に、隣りのスーパーでプレミアムモルツを購入し、屋台で買ったものとともに味わうことに。

まず、すっかり冷えてしまったであろう「チヂミ」

旨い!あれほど大量の油にもかかわらず、イヤな油っぽさが無い。店主の言った通りだ。

残念なことに、チヂミは薄っぺらいのであっさりなくなってしまった。

次いで「大阪焼」

去年も「大阪焼」を買って印象が良かったのだが、先ほどのチヂミが美味しかったせいか、

粉っぽさが気になる。うーむ…

最後に「広島風お好み焼き」

こりゃーヒドイ。火が通ってないのか、そもそもマズいのか…金返せ!

どんどんマズイものになっていくのって、非常にカナシイ。

来年は「ソウルOK市場」でチヂミ3枚買うことに決まりだ。