焦った

笹川流れ

明日は新潟に組合の用で出張。

本来ならば前日に新幹線で新潟に行き、どこかに泊まって、明日の組合の用に

備えるというのが本当なのだが、そんなことをしたのは一度も無い。

東京〜新潟の新幹線往復と宿泊代・日当の合計で3万円ほど頂けるので、

毎回、クルマで夜のうちに出発し、新幹線代を浮かすのだ。

今回は、新潟出張の後に、東京から鶴岡に転勤になった人に会い、

その後仙台の祖母の家まで行く予定なのだけども、

昨日のうちに、旅費として「3万円」入りの封筒を受け取っているので、カネの心配は無い。

出発前に念のため封筒の中身を取り出すと、福沢諭吉先生は2人しか居ない!

あれ、もう一人はどこへ消えたのかしら?

封筒を再確認、取り出した2枚も再確認、もしかして財布の中に無意識に入れたのではと再確認…

しかし、無い。

やば!

確か3万円と言われて渡されたから、受け取ったときに中身までは確認してなかった。

3万渡したでしょ!と言われたらそれまでだ。

逆に自分が1万円ネコババしたと思われるかもしれないし。

確認するんだった…3万と2万とでは違いすぎる。

一縷の望みをかけて会計担当のコに電話すると、

「2万ですよ」

思わずチカラが抜けた。