深夜バス
組合の定期大会のあと執行委員で飲みに行った。TOKIAの3Fにあるしゃぶしゃぶ屋だ。
コース料理だが、いつまでたっても肝心のしゃぶしゃぶを持ってこないのはいただけない。
しゃぶしゃぶとは関係のない皿が並び、主役の無いガスコンロはムナシいばかりだ。
ビールをしこたま飲み、2軒目はガード下というややお定まりの経過を辿り、
気がつくと川口まで行く電車は終わっているではないか!
一部のヒトたちは会社に泊まってもイイぐらいのイキオイになっている、こりゃマズい…
赤羽止まりの京浜東北線に乗り込んで、終点赤羽まで行くことにする。
赤羽〜川口は一駅とは言え、途中には荒川を挟み、しかも道路は線路と大きく離れるのだ。
歩いて行くとなると午前3時近くなる。となるとタクシーか。とんだ散財…
これほどタイムイズマネーを実感することもなかなかないだろう。
川口まで延長運転すれば、どんなに喜ぶ乗客がいることだろうと思うが、JRはそんな期待に応える
ハズもなく赤羽で下車せざるを得なかった。
改札をぬけ、さてどうするか…と見回すと、国際興業のバスが数台停まっているのが目に飛び込んできた。
おぉっ!?これは深夜バスではないか。
昼間のバスで赤羽から川口駅方面に行くのはないけども、深夜バスは「東浦和駅行き」
が川口駅東口に行くようだ。他の客が来ないうちに速攻乗車し、座席に着く。
発車時間の1時10分になる頃には、立ち客も大勢。
赤羽駅から北本通りに出るときに、信号などで若干時間をとられたが、一旦通りに出ると、
あとは快調に川口に向かって進んでいった。
川口駅で下車する客は私だけだったが、他の客はもっと遠いところから来ているのだな。
トボトボと歩いて帰るか、それとも高〜いタクシーを使うかと迷っていたのに、わずか420円で
それらの悩みを解決してくれた国際興業はエラい!