鍋パーティー

かつての会社の後輩(もう辞めてる)のお仲間のところで、鍋パーティーをやるというので、

混ぜてもらった。

その後輩に離職票などの書類を渡すという目的もあるのだけども、酒と鍋モノにありつけるという、

浅ましい魂胆もあったのだけども。

都営新宿線江東区の某駅で下車して、後輩と合流したのが21時半近く。

少々遅れたし、手ぶらってのもなんだから、スーパーでワインやつまみも購入して、

お仲間のマンションに向かった。

オートロックのマンションの上階の部屋に入ると、お仲間が手作り餃子を作っているところだった。

しかし、なんともおしゃれな空間…

下世話ながら家賃を聞いたけど、自分のところとほぼ同じ。なのにこの差はなんだ!

しかし、「この差」の原因はすぐ分かった。大画面液晶テレビに、大きなソファ、シンプルながらセンスのいい

家具。それに整理整頓。…全部、自分に欠けている。

大画面液晶テレビには、capsule的なPVが流れているので、聞くと中田プロデュースの3人組

ユニットだった。やっぱりな。

後輩とビールを飲みながら、焼きたての餃子やら、サラダを勝手につまんでいるうちに、

お仲間の仲間が集まってきた。全部で8人ぐらい。

しかし、みんな自分より若いぞ!会社員とかOLみたいのはゼロ。立場が無い感じ。

しかし、何となく飲んでいるうちに、ビール・ワイン・焼酎というヤバイパターンの

チャンポンになってしまって、かなり酔いが回ってしまった。

やがて、アンコウとカニという素晴らしい具材の鍋となったが、酔いのせいで

しみじみ味わうという感じではなくなってしまった。

もはや酔っ払いの年寄りと化してしまった自分は、結構しゃべってたと思うけども、

説教くさいこと言ってたんだろうなぁ。やだやだ。

大して親しくもない、いわばアウェーというところで醜態を晒しては最悪だ。

終電はとっくに無くなってしまい、夜3時近くになって、お仲間が引いてくれたふとんに寝てしまった。

やがて朝になって、鈍い頭痛を感じつつ、ヨロヨロと帰った。