学園祭

服部栄養専門学校の学園祭に行ってきた。夏に退職した後輩が通っている学校だ。

調理関係の学校だから、模擬店にかなりの期待を抱いてしまう。

代々木駅から5分もしないうちに学校へ到着。時刻もちょうど12時頃で、昼飯にはちょうどいいな。

学校の前には、お祝いの花輪がずらーーーーーーーーーっと並んでいる。

マツケンやら有名人からのもいくつもある。さすが、服部幸應が理事長やってるだけあるなぁ。

招待状が必要と聞いていたので、限られた人だけの学園祭と思ってたら、かなりの人だかり。予想外だ。

何のことは無い、記名すれば誰でも入れるのだった。

とりあえず本館最上階に行き、そこから下りてくる作戦にした。

最上階では食の安全をテーマに展示をしていた。

なぜか「ニガリ」の小瓶を配りまくっている。ごま油が安かったので買った。

スープセットなどの模擬店があったので、取り合えず何か食べようと、列に並んだ。

クスクスのセットを注文。300円。安い。

しかし、これが旨い。スープにはやわらかい肉がゴロゴロ入っている。

フツーの店でこれを300円で出したら、採算割れだろう。人件費ゼロだからできるワザだ。

満足して出る。

7階では、後輩が出ているというワインのコーナーがあったので立ち寄る。

水を飲み比べて、軟水、硬水、浄水器の水を見分けるというものもあって、硬水を当てたら、

ちょっとした景品をもらった。嬉しい。

しかし、ワインのテイスティングは外れた。ワインは難しい。ウマイマズイぐらいしかワカラン。

まあ、量が少なすぎたせいに違いない。

カップは小さいのだからもっとナミナミと注いで欲しかった。


土産物売り場に行ってみた。服部味噌1樽400円!というのを買う予定だったが、既に売り切れ。

仕方なく、手作りジャム200円を購入した。

下の階に行くと、栄養科の展示が3教室に分けて行われていた。

今ハヤリのメタボリックシンドロームに関するもの、安全な食を選ぶチカラを養うことをテーマに

したもの、食育に関するもの。どれも学生が説明員になって、

カベに貼られた資料をもとに説明してくれた。

模擬店もいいけど、学園祭には、こういう正統派の展示が欠かせないし、ワタシは面白いと思う。

休憩所を案内され、クッキーとお茶が無料サービスで出された。いいね。

そこから下の階は、模擬店ばかり。かなりの行列で、とても並ぶ気になれない。

別館に向かう。また最上階に行って下りてくる作戦。

地産地消や食の安全を体現したものか、服部学園と契約している畑の展示があった。

学生は農業体験もやっているようだ。見終わったらハーブをもらった。

次に、学生が作った料理の数々の展示を見た。和洋中と非常に素晴らしい品々が

並べてあったが、あくまで「展示」。食べられない。

別館も模擬店がいくつも入っていたが、こっちは売り切れ続出だった。

再び本館に向かい、行列覚悟で2階のHattori食堂に向かった。

鯨丼のセットが400円だったので、迷わずコレ!と決めてたが、食券売り場に行ったら、

売り切れてた。

仕方なく、スープDEパスタという、パスタのつけ麺みたいなのと、秋刀魚とリゾットの2品を注文。

どっちも400円。

しかし、お世辞抜きでどっちも旨かった。リピしてもいいぐらいだ。

メチャ混みで、十分楽しんだとはいえなかったけども、それを覚悟すれば調理学校の学園祭は、

B級グルメじゃない安くて旨いモノにありつける絶好の機会だと思います