雨の中決死隊

今日は、朝の天気予報では降水確率10%もいってたかどうかと言うような、

気象庁公認快晴保証日。

こういう日は、ネボスケしない限りは自転車通勤。今日も自転車だ。

これから会社というイヤーな気分も、清々しい朝日を浴びながらの走りで、吹き飛んでしまった。

ここまでが朝の話。


帰り。

会社を出て、10分ぐらい経ったころ、ポツと何かのしずくが当たったような感じがした。

ビルの高い階の空調の水滴かな?

気にもせず帰り道を、走り続ける。

遠くのほうに、音は聞こえないけど、明らかにカミナリのような閃光が見えた。

見上げると、晴れ間が無くなって、一面雲が覆ったようになっている。


雨脚は、・    ・     ・だったのが、

・  ・  ・  ・  ・になって、

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あっという間に、ザーザー振りになってしまった。チッキシー!

降水確率10%だったはずなのに、道行く人々は、当たり前のようにカサをさして歩いている。

どいつもこいつも、いつの間に用意してんだヨ!

まるで、自分だけが聞いてなくて、世間の人々は真実の天気予報を聞いていたかのようだ。


白山まで来た。

もう上半身は完全に水浸しだ。


巣鴨。脱水もせず、洗濯機から出したばかりのようなジーンズになってしまった。


前にも雨に濡れたことはあったが、そのときは目がやたらシミたものだった。

多分、酸性雨のせいだと思う。

しかし、今回は雨脚が強いせいか、上空の汚染物質をすっかり落としきったようで、

雨に濡れても別に目がしみない。


とうとう、靴のなかまでタポタポいってきた。

そうだ、背負っているデイバックみたいなものに、ケータイやらデジカメやら入れているんだった。

濡れてしまったらオシマイだ。木陰の雨脚が弱いところで、バックの奥底の濡れなそうな場所に移動する。


散々濡れて、もうこれ以上濡れるところが無いというぐらいになって、やっと川口に到着した。

お約束のように雨脚が弱まった。

憤慨する気力もなく、呆然と帰宅。着ているものを速攻脱いで風呂へ。

すると、猛烈に脚が痒くなってきた。

ガマンできなくなって掻きまくると、アレルギー症状のような感じになって、真っ赤になってしまった。

後日他の人に聞いたら、雨に濡れると痒くなるというケースが結構あるようだった。

雨濡れには要注意。