映画試写会

映画の試写会に行ってきた。

2月10日から全国劇場公開という、ケビン・コスナー主演の

「守護神」という映画だ。

守護神という邦題よりも、原題の「The Guardian」のほうがいい感じだ。

試写会のチケットをくれた人によると、海保を描いた「海猿」に似た内容だという。

海猿は見たこと無いけども、どうも海難救援関係っぽいという予備知識を得る。


会場の新橋のヤクルトホールに着くと、既に客がたくさん来ており、

後ろのほうのあんまり良くない席に着かざるを得なかった。

まあ、それはいいけども、シートピッチが狭い。前後左右方向いずれも窮屈。

待つことしばし、司会の女性が登場。

手許にあるフォルダーにアンケートがあるから書いて欲しいことと、

抽選会がありますよ!ってなことを言っている。

上映前の抽選会にはハズれてしまったけども、アンケートに答えておくと、

帰りにもれなくお土産がありますとのことなので、きちんと書いておく。

この試写会の提供は、アスピリンを製造しているバイエル製薬で、

アンケートの内容も頭痛に関することだった。

司会は映画の内容にも若干触れていたような感じだったが、

「…しかし、例えヒーローでも、頭痛にはかないません。そこで、アスピリン。」

などと、ムリヤリな結びつけをしているのが、面白かった。

司会本人もなんじゃこりゃと思っていることだろう。


ストーリーは、次のとおり。(ヘタクソな要約ですが、ネタバレ注意です)

トム・クルーズ扮するベンはアメリカ沿岸警備隊(USCG)の伝説的な救難士。

救出活動を家庭よりも優先する夫に疲れてしまった妻からは離縁を突きつけられている。

ある救出作業で仲間を失いトラウマに苛まれているベンは、

上官の命令でUSCGのエリート育成学校であるAクラス学校の教官として赴任する。

Aクラス学校に入学した訓練生達は全てが救難士になれるわけでなくかなりの難関。

ベンは現場に耐えうるキビシイ教育を施していく。

訓練生として入ってきた一人に天才スイマーのジェイクは、バーで知り合った女教師と朝帰りするし、

海軍用のバーでケンカ騒ぎを起こしたりするが、ベンと同じ辛い過去があった。

仲間を失う同じ痛みを持つ二人は理解しあい、ジェイクは無事卒業、ベンは現場復帰する。

卒業とともにジェイクは付き合っていた女教師と別れる。

ベンとジェイクは同じ現場で働くことになったが、ジェイクとともに

カヌーの救出活動に出たベンは、突如過去のトラウマがフラッシュバックし、現場では呆然とするばかり。

これで引退を決意したベンは、妻のもとに離婚届にサインをして別れる。

引退の夜、ジェイクは救出に向かった漁船の機関室に閉じ込められてしまう。

救出に向かうことのできる救難士はベンしかおらず、嵐の真っ只中向かっていく。

そこから先は…

①ジェイクは助かりベンは死ぬ。ベンの元妻は泣き崩れる。

②困難を乗り越え2人とも助かる。ベンは妻と元サヤに収まり、ジェイクは女教師とうまくいく。

②レスキューに失敗し二人とも死ぬが、海の中できっと守護神として生きていると伝説になる。

③漁船はベンの目の前でなすすべもなく沈没。ジェイクを失ったベンは更なるトラウマを負う。

のいずれかです。



内容は面白かったけども、迫力のある映像だったので、もうちょっと大画面で見たかったなぁ。

あと、映画ので訓練生と恋人との女教師との関係は「カジュアル」と字幕に出ていたが、

カジュアルとは一体どういう意味なのだろうか、良く分からなかった。

あと、救難シーンよりも、Aクラススクールでの訓練に、

映画のほとんどの時間が費やされていたように思います。