土肥温泉②

土肥温泉には午後3時前に着いた。

途中大混雑の「寒川神社」で友達の初詣に付き合ったことを考えると、

なかなか良いペースで着いたと思う。

日帰り温泉の「弁天の湯」に行く。

漁港のすぐ隣りで、道路をはさんで駐車場も完備。

出来てから5年経ったというが、まだ新しく清潔感のある施設だ。

いわゆる、アミューズメント施設としての日帰り温泉ではなく、こじんまりとした共同浴場

券売機で入浴券を買う。500円。

内湯と露天があったが、どちらも掛け流し。但し飲むのは不可とある。何でだろう?

内湯はちょうど良い湯加減だったけども、露天は激熱!

ガマンして入ったけども、30秒で出た。あちちち。

良く見たら、内湯より露天の方が狭いのに、注ぎこまれているお湯の量が内湯よりも多い。

後から入ってきたひとが、盛大に水で薄めていたが、仕方ないだろう。

湯を堪能した後は、ハラも減ったので食事処を探すことにした。

しかし、午後3時半という時間帯が悪いのだろう、店という店はことごとくノレンが出ていない。

昼休みなのだろう。

公園に観光案内所があったのを見つけて、聞いてみることにした。

と、その前に、公園にある巨大な花時計の周りに、足踏み健康法のコースがあるので、

一周してみることにした。何年か前にもやったことがあるが、友達は初めてだ。

まあ、痛いのなんの… 健康法のコースと言われなければ、地獄の針の山同然だ。

しかし、ガマンして一周してみたら、足裏がポカポカしてきた。とりあえずカラダには良いのだろう。

近くに足湯があったのでついでに行ってみたが、そこに温泉の成分表示があって、

メタ亜ヒ酸イオン○㎎と書かれてあった。砒素が入っているということ?

だったら飲めないというのも納得だけど、実際はどうなのかなぁ。

ま、飲まない限りは砒素入り温泉でも大丈夫だろう。


観光案内所では、いくつか店を紹介してくれたが、そのうち「食事処さくら」というところに行った。

刺身定食と海草のサラダを注文。まあ旨かった。

地元と思しき家族連れが入っていてラーメンを注文していた。

観光客向けの食堂ではないようで、何となく安心した。

地元のヒトが来るであれば、ハズレの危険性は大幅に減るのだ。


温泉入って、刺身を食べて、満足の一日だった。