どんど焼き
初詣に行ったときに予告の看板が出ていたのを思い出したのだ。
開始時刻の午後7時をちょっと過ぎて行ってみると、
小さな鎮守だけども、結構人だかりが出来ていた。
見回すと、こども、カップルもしくは若夫婦、年寄りまで
いろんな人たちが来ている。
川口は東京のベッドタウン化が著しいところだけども、
こういう地元密着型とも言うべきイベントに、
これだけいろんな人が集まってくるというのは、
なかなかすごいことなのではないかと思う。
点火するとの言葉の後、炎が勢い良く吹き上がりだした。
神主が祝詞を唱えながら、護摩木みたいな小さな祈願串を火の中に
放り込んでいるが相当熱そうだ。
周りが住宅地ということで、燃えカスが舞い上がらないように配慮しているのか、
まったくの裸火ということではなく、鉄製の網で覆っているのが、都会的?だと思った。
全ての祈願串を火にくべ終えて、神事は終わった。
その後神主からの言葉があった。
今年は亥年。猪突猛進というと、向こう見ずに突っ走っていくというように
悪く捉えられがちだけども、目標に向かって突き進むのは悪いことではない。
亥の隣りに木をつけると核という文字になるけども、核とは心のことで、
核(心)を見失わずに猪突猛進するのが良いというような内容だったような…?
その後はお神酒と餅が配られた。
餅はどんど焼きで火が点いた炭で焼き、醤油につけて海苔で巻いて食べるようになっていたが、
雰囲気的なものもあったのだろう、家で食べるのよりも美味く感じられた。