栄屋ミルクホール
今日は土曜というのに出勤…
こういう時の楽しみは、昼飯ぐらいしかないのだ。
少々寒いけども、神田淡路町近くのラーメン屋「栄屋ミルクホール」に行くことにした。
ネットで調べたら、結構いい評価が多かったので、気になっていたのだ。
創業当時は「ミルクホール」だったが、メニューには喫茶的なものは無い。
店はリアルにレトロだ。フェイクではなく、本当に昔からある店ってことが分かる。
客は5人ぐらい居た。工事関係者ばかりだ。常連だろうか。
ラーメンは550円だったが、チャーシュー麺はいきなり900円。
腹が減ってたので、普段はやらないけども、チャーシュー大盛を頼んでしまった。
出てきたラーメンは、あっさりした醤油味だった。ひとくちスープをすすると、
薄味ながら旨いと思った。
が、麺には疑問符だ。駅前の立ち食いソバ屋で出ているようなレベルの麺。
食べ進んでいくうちに、スープにも物足りなさを感じてしまった。
はっきり言って、味は立ち食いソバ屋のラーメンと変わらないレベル。
昔ながらの味と言えば聞こえはいいけども、これは過去の遺物だと思える。
おそらくネットでの高い評価の数々は、味がどうというよりも、
老舗のノスタルジックな雰囲気に対してのものではないかと思えてきた。
言い換えれば、雰囲気を味わうラーメン屋だ。
ケチばかりつけたが、厚く切られた少々硬いチャーシューは
塩気が強かったが旨い。
しかし、純粋に味で評価をするならば、1,000円も出すのがもったいないラーメン。
普通の550円のラーメンを注文するのが良いと思う。