むぎこがし
むぎこがしを食べてみた。
どういうのか分からなかったので調べてみると、大麦を炒って粉にしたものだそうだ。
「はったい粉」という別名もある。
で、このむぎこがしだけども、この前の小名浜旅行の帰りに、道の駅「さとみ」で買ったもので、
「水府こがし」と印刷された小さなビニール袋入りで、やたら安かった記憶がある。
200円もしなかった。
しかし、安いわりには袋から甘い香りが漂ってきて、なかなか味に期待を持てる感じがしたのだった。
「熱湯で固めにかいてお好みの味で」食べるとあったので、粉に熱湯をかけて混ぜ合わせてみた。
色は、茶色っぽい。黒糖よりも若干薄い色合いだ。
どんなにおいしいものだろうかと期待して、一口。
味がしない…
あの、かすかな甘い香りは一体なんだったのだ!?
いや、甘い香りはするが、別に甘くもなんともない。
あーぁ期待はずれだが、そうだった、「お好みの味で」と書いてあったなぁ。
しかし、お好みと言われても…どうすればいいのか分からない。
こういう場合は、標準的な食べ方というか、
「こうしてみたらそれなりの味になりますよ」的なアドバイスが欲しいところ。
適当に、きび砂糖を混ぜてみたら、こういうのもありだろうという、おいしさになって良かったけども、
こういう素朴系の食材には過剰な期待をしないほうがいいのかもしれないな。