はがき

ポストを開けると、岐阜在住の学生時代の友人からはがきが来てた。

以前は目的もない電話がちょくちょくかかってきたものだったが、

最近ぱったりと無かったので、どうしたのかなとはココロの片隅で気になっていたのだけども、

まさか「はがき」でくるとは思わなかった。

内容は、今年はマラソンに打ち込むぞ!というもので、電話だったら、へぇそれで?!

の一言の反応で済んでしまうようなものだ。

それでも、ハガキをはじめとした便りというものは、不思議なもので、

ささやかな内容でも、それなりの味というのだろうか、雰囲気が伝わってくる。

いや、雰囲気の無い内容であっても、それなりの雰囲気を醸し出せるといったほうが

正しいかもしれない。ある意味ズルいメディアだ。


はがきで来たからには、電話ではなく、はがきで返信したい。

しかし、さらさらっと軽く書こうと思ったけども、なかなか難しいものだ。

簡単に書こうとするには、はがきのサイズでは大きいし、

こまごまと書こうとすると、逆に小さい。

結局、自分の書いたのも、「だから何?」みたいな中途半端は内容になってしまった。