ビンディングペダル

友達がビンディングペダルをくれるというので、もらった。

ビンディングペダルとは聞きなれない言葉だと思うけども、

スキーが板と靴をビンディングで固定するように、

自転車にも同じように、専用のシューズと専用のペダルでがっちり固定できる

シロモノがあるのだ。で、この専用のペダルがビンディングペダルというわけだ。

靴とペダルが固定されるなんて恐怖な感じがするけども、まあ練習次第でなんとかするのだ。


ペダルが届いて、元のペダルと交換することにした。

しかし、元のペダルがなかなか外れない。

本当はペダルレンチという工具を使うのだけども、わざわざ買うのもなんだし、

ハブスパナとかモンキーレンチとか、15ミリのスパナとかいろいろ試しているうちに、

クランクがキズだらけになってしまった。

後日、自転車屋に行ったら、ペダルレンチが1000円もしないで売っていたので、

最初から買えばよかった。


ペダルだけもらってもしょうがないので、専用のシューズとクリートという靴側の

固定金具を購入した。

それだけで、8,000円ぐらいになってしまい、とんだ散財。


自転車屋に使い方を教えてもらって、いよいよ家のそばで、こわごわ練習してみた。

おー!不思議だ。

普通自転車をこぐときは、ペダルを踏むでしょう。

しかし、ビンディングペダルは、踏むばかりでなく引き上げるときも

ペダルをまわす力になるんです。

極端なことを言えば、足を引き上げるときだけ力を入れても、自転車が進むわけ。

ペダルと靴が固定されているから当たり前なんだけども、2倍とまではいかないまでも、

パワーが増したような感じ。これはお勧めです。