山下公園・港の見える丘公園

ビンディングペダルの練習を兼ねて横浜までサイクリングに行ってきた。

思い立ってからノロノロしてたら10時40分と遅い時間になってしまった。

朝飯から時間が経っているから、出発してすぐにハラが減ってきた。

川口の本一商店会にパン屋があったので立ち寄る。

「吾妻屋」という店で、一体いつ出来たのかと思われるぐらいの古い店構えだ。

出来立てですよ!の一声で「ハムカツパン」を購入。あと、焼きカレーパンと、CCレモンを購入。

ハムカツは貧しい感じがするので食指が伸びなかったが、食べてみると旨かった。

カレーパンは、普通のカレーライスのようなカレーが入っていたので驚いた。


新荒川大橋を渡ると、昨日は台風の影響で堤防内一杯に広がっていた流れも、普通の川幅に戻っていた。

気になっていた河川敷のルンペンハウスは、無残にひしゃげていた。

赤羽から清水坂を上り、環七へ。

顔の汗を拭こうとめがねをずらしたら、パキ!と嫌な音がした。

見ると、ネジが緩んでレンズが取れかかっていた。やばい。

2キロぐらい走って野方駅そばの新しい感じのめがね屋に入って直してもらった。

冷水機があったので、がぶ飲みした。

環七は立体交差部のほとんどが自転車通行禁止で、

そのたびに側道へ回り信号待ちを余儀なくされた。

自転車には全然優しくない道でいい加減イヤになったので、途中から自由が丘を抜けて、環八方面へ。

多摩川を渡り綱島街道に入る。この道は日吉あたりから路肩が狭くなって、走りにくい。

結構なアップダウンをいくつか越えて、東神奈川で国道1号に合流。はるばる来たなぁと思ったのに、

見慣れた京浜東北の電車が走っているのが見えて、なんかがっかりだ。


横浜駅を過ぎ、ランドマークタワーが眼前に迫ってきた。いつ見ても高い。まあ、見るときによって

高さが違うわけもないけど。

手持ちのCCレモンはもはや空っぽなので、自販でゲーターレードを購入してがぶ飲み。生き返った。

日本丸とか大観覧車を過ぎると、みなとみらい地区のど真ん中にいると実感した。

道行く人々のほとんどが観光か遊びだろう。自分もなんだかわくわくしてくる。

赤レンガ倉庫を見て、汽車道を経て、山下公園に行く。港に臨む、いい雰囲気の公園だ。

中華街で旨いモノ・・・と思ったが、汗だらだらの自転車乗りは歓迎されないと思い、

ローソンに立ち寄り、飲み物2本とサンドイッチ購入で我慢。

大きな船が見えてきた。氷川丸だ。間近で見ると結構ボロいと思った。

山下公園には赤い靴はいてた女の子の像があるはずなのだが、通り過ぎてしまった。帰りに寄ろう。

海上コンテナで作ったモニュメントを抜けると、山下公園は終わった。どうしようかと思うと、

港の見える丘公園」の標識があったので、行くことにした。

急坂を上りきると、公園の入り口がある。ベイブリッジをはじめ横浜港の眺めが素晴らしい。

ここで、わびしくローソンのサンドイッチでエネルギー補給及び休憩。

公園を出ても、道が高台にあるから眺めは良い。家々の雰囲気もいいなぁと思っていたら、

ワシン坂を下る途中の案内板で、風致地区に指定されてて、景観に配慮しているとの記述があった。

坂を下ると、湧き水が出ていた。飲用不可だが、掃除もされててキレイな水場だ。

タオルを濡らして、首筋などを拭く。ひんやりとして気分がいい。

再び山下公園に向かい、赤い靴の女の子の像を見つけて写真を撮った。像の靴は赤くないんだなと

思っていたら、その場にいた観光客の団体も同じことを言っていた。