包帯クラブ
15日から公開の「包帯クラブ」の試写会に行ってきた。
出演者は、「石原さとみ」しか分からなかった。
若い人たちに受けているのか、女子高生の観客の姿も結構あった。
ホームページを見れば、ストーリーが出ているので詳細は割愛するけども、
傷ついた出来事をクラブのサイトにて受付けて→傷ついた人の傷ついた場所に包帯を巻きに行き
→包帯で手当てした風景をデジカメで撮影→投稿者にアドレスに画像を送信
という活動をするクラブだ。
たとえば、跳び箱が飛べなくてバカにされた小学生からの依頼があれば、
跳び箱に包帯を巻くということ。(こんな場面は映画に無いけど)
傷ついた原因に包帯を巻くことで、不思議と癒されるということになっている。
・・・これだけじゃ、全然分かりませんね。
で、感想。
1.ただ傷ついたモノに包帯を巻けば、ココロが癒されるというわけではないと思う。
人に巻いてもらうことが必要だろう。
悩みを聞いてくれて、それに対して一生懸命に応えようという人たち(=包帯クラブ)
がいる。そうだからこそ、依頼者のココロが癒されるものだ。
2.自分なんて居ても居なくてもいいと思ってしまうムナしさから開放してくれたのが、
包帯クラブの活動だと思う。でも別に包帯クラブに限らなくても、公園のゴミ拾いでも、
被災地へのボランティアでも、「何か意義のあることを仲間と共有する」ことが出来れば、
自分の存在価値を実感できるものだろうと思う。
3.包帯クラブの活動を通して、人の痛みを知っていくことで、
次第に自分自身のココロに向き合うようになり、素直な優しい気持ちになっていくという
メッセージも映画から伺えた。
なんだか、浅い感想だ。というか、表現力の稚拙さにほとほとイヤになる。
悪いヤツがいて、正義の味方が退治する!というような単純明快ストーリーじゃないから、
うまく感想が書けない。けど見てみれば、何となく掴めると思います。
映画を見た後は、ちょっと優しい気持ちになりました。