リステリン

朝、出勤直前にリステリンでぶくぶくやるようになった。

ただのリステリンではなく、「タータコントロール」という高めのヤツだが、

歯石予防をうたっている通り、これを使い始めてから歯の裏側に歯垢

かなり付きにくくなり、結構スグレモノだという感想だ。


ぶくぶくやる時間は30秒程度と指定されているのだが、朝は時間が無いので、

口に含んだまま部屋を出て、1階に下りたら下水溝に吐き出すという、

下品な方法をとっている。


今日もいつもと同じように、リステリンを口に含んだままエレベータに乗り込むと、

下の階でエレベータが止まった。

口に含んだままでは挨拶が出来ない。

いくら大都会(?)とは言え、知らん顔というのは不自然だ。

どうせ口に入るものだから、それほど毒でもないだろうと思い切って飲み込んでしまった。

カーッした感触を残しながら、喉から胃に落ちていった。

ぶくぶくやっているうちは爽やかだが、飲み込んでも爽やかになるというシロモノでは

なかった。

普通に挨拶は出来たが、なんだか気分が悪い。


後で、リステリンのことを調べたら、相当の度数のアルコールが含まれていることがわかった。

ってことは、朝から飲酒して出勤してしまったというわけだ。

アメリカのアルコール中毒者には、リステリンを飲んでいるものもいるらしい。

しかし、アルコール度数がそんなに高いのならば、ウイスキーをストレートでぶくぶくやれば、

それはそれで、リステリンみたいな効果があるんだろうか。



参考:リステリンタータコントロールに係る厚生労働省審議会議事録

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/07/txt/s0705-2.txt